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300万円の元手から1億円。40代でセミリタイアした投資家の極意

 楽してお金を稼ぎたい――身も蓋もない欲望ではあるが、知恵を絞って実現する情報強者は存在する。その手法は多岐にわたり、株、不動産投資、さらには副業と実にバラエティ豊か。専業トレーダーからサラリーマンまで、働かずに不労所得を得る現代の“錬金術師”にそのノウハウを聞いた。 投資

40代で億り人になった米国株ブロガーが明かす高配当ETFと優良銘柄

 株式投資では、株価が上昇した際に売却益を得る以外にも、配当に重きを置いて利回りを得る戦略がある。その点で今、投資妙味があるのは高配当の米国株だ。 「米国企業の経営者は『株価をどう上げるか』を最重要視するので、株主への還元も手厚い。連続増配や配当が年4回という企業もザラ。米国株の高配当銘柄で資産を増やし、300万円の元手から’17年に1億円を達成しました。セミリタイアした今は資産管理会社を経営しつつ、気ままに暮らしています」  そう語るのは、専業投資家でブロガーのたぱぞう氏だ。 「投資を始めたのは’00年。みずほフィナンシャルグループ(東1・8411)に集中投資しました。一時は時価評価が3分の1まで落ち込みましたが、10年で資産は1000万円台に。その後、リーマン・ショックを経て1ドル80円台を突破した際に資産を米ドルに交換、米国株投資を開始したんです」  当時はまだ割安だったジョンソン・エンド・ジョンソンやバンク・オブ・アメリカなどの銀行株で大きく資産を増やした。 「次第にリスクの高い個別株投資より、ETFやインデックス投資でも十分に高水準な配当金を得られることに気づいたんです」
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米国の優良企業30社の平均株価であるNYダウ平均は、’08年のリーマン・ショック時には大きく値を下げつつも、1993年と比較するとおよそ7倍に成長している。対して日経平均はほぼ横ばいに。投資パフォーマンスの違いは一目瞭然だ

 そんなたぱぞう氏が推す、今からでも狙える銘柄は次のとおり。 「一押しは3%の配当が期待できるバンガード・米国高配当株式ETF(VYM)。エクソン・モービルなどの安定高配当株を多く含み、信託報酬は0.06%と良心的。キャピタルもインカムも両方狙えるので、初心者にもおすすめです」  リスクを承知で高配当を狙う向きには、エイリス・キャピタル(ARCC)がおすすめだそう。 「未上場のベンチャーや中小企業に融資をするBDC(Business Development Company)銘柄です。利回りはなんと10%前後。値動きが激しい銘柄なので過度な投資はおすすめできませんが、こうした金融商品の幅広さも米国市場の魅力ですね」  一方、配当は出ないものの米国株では、成長銘柄も見逃せない。 「GAFA銘柄の中ではアマゾン・ドット・コム(AMZN)は出遅れ感がある。この好相場が続けば、巻き戻しがくるのでは」  アゲアゲムードに沸く米国市場。うまく組み合わせれば「寝ながら稼ぐ」も夢じゃない?
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中東情勢の懸念が一巡し、NYダウは上昇基調、3万ドルも目前だ。この底堅い米国経済と好相場を活用しない手はない 写真/アフロ

<たぱぞう氏の極意>

◎高配当株の長期保有で資産増大 ◎個別銘柄の研究はやりすぎない ◎値上がりよりも配当利回り重視
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たぱぞう氏が注目する米国株&ETF
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