仕事

「こんな会社はダメになる」と大口叩いて辞めた新入社員の、その後

美容業界で1年足らずに退職してしまう人が続出する理由

美容師 コロナウイルスの影響で廃業の危機に直面しているひとつに美容室がある。政府の休業要請からは外れたものの、顧客の激減で混乱している最中だ。  そんな美容業界では、1年未満で辞めてしまう新入社員が後を絶たないのだとか。以前、美容室に勤務していた木南美香さん(仮名・38歳)がその理由を説明する。 「やっぱり、理想と現実のギャップです。だから、1年未満で辞める子は引き留めるとか説得することはありませんでした。合わなかったんだね~で終わりです」  特に「私の時代は美容師になりたい人がたくさんいた」という木南さん。 「今ではパワハラだけど、『代わりはいくらでもいるわ』って私自身も言われましたし、今では考えられないですよね」  美容業界には「オシャレの最先端トレンドを……」などと理想を高くもって入ってくる人が多いのだという。しかし実際は体力勝負。思い描いていた業務内容との違いに悩んでしまうのだとか。 「オシャレとか楽しい部分はほんの少しで、大半はプライベートな時間を犠牲にして地味な練習をしたり、少ない給料でやりくりしなきゃいけなかったり、真面目に上手になろうと思ったら結構な質素な生活になりますからね。華やかさをいきなり求めていたらギャップを感じるのは当然だと思います」  ちなみに木南さんの同期は、10人中1年で残ったのは3人。半年で5人は辞めたという。  辞めるタイミングは人それぞれで自由だ。しかし、せっかく内定した会社を、何もやらずに辞めてしまうのは勿体ない。働かないと分からないことはたくさんあるが、困難な状況を乗り越えて成長したときの充実感をぜひ味わってほしい、と思うのは筆者だけだろうか。<取材・文/chimi86>ライター歴4年目。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。Instagram:@chimi86.insta
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