仕事

テレワークパパの悲劇。娘からパワハラ上司だと誤解されて…

家族に誤解を与えないように注意すべき

「時間をかけてでもきちんと説明するべきでした。ただ、娘にパワハラ上司と見られてしまい、恥ずかしながら頭が真っ白になってしまって……」  夜、母親が仕事から帰宅すると、娘は「聞いてよお母さん、お父さんったらパワハラしてたんだよ!」と報告。さらに一方的に非難の言葉を浴びせられて、先程と同じように「大人の仕事に首を突っ込むんじゃない!」と声を荒げてしまう。 「こんな態度を取ってしまうなんて父親失格だと後で自己嫌悪に陥りました。実は、妻から娘が以前バイト先で店長の女性にパワハラを受けていたそうで、それもあってパワハラを嫌悪していることをこのとき初めて知りました。部下に対する叱責は絶対にパワハラではなかったと今でも思っていますが、娘に聞かれている可能性を考え、もう少し言い方に配慮すべきだったのかもしれないと反省しています」  その後、妻の仲裁で事情を説明。娘も一応は理解してくれたそうだが「距離を置かれたままで、気まずい状態が続いている」と浅井さん。  テレワーク中、オンラインで会議や打ち合わせを行うことは多いが、そこはオフィスではなく自宅。管理職の人は、叱りたくなる場面もあるかもしれないが、くれぐれも家族からパワハラだと誤解されないように気をつけたいものだ。<TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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