更新日:2021年01月04日 17:36
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レインメーカーのオープンカラーシャツ、4万円近くても買うべきワケ

46/108 オープンカラーシャツ(RAINMAKER)3万8280円

MBのヘビーユース108

オープンカラーシャツ(RAINMAKER)3万8280円

 シャツはとにかくダメになりやすい消耗品です。生地が薄いため、すぐに黄ばみや汚れがつくし、形状維持加工などがされていない場合はシワも気になります。アイロンがけの手間、着る際にはハネなどの注意も必要とされるため、とにかくストレス。ただ、シャツはTシャツやカットソーと比べると、大人っぽい印象になり、おしゃれに見られやすいアイテム……。このジレンマは本当に歯がゆいものです。  そこで、おすすめしたいのが、このオープンカラーシャツ。ツルッとした特殊な化学繊維を使っており、なんと「完全イージーケア」。ぐしゃぐしゃに丸めてバッグの中に入れてもシワは定着しないし、ケアも家庭用洗濯機でタオルやデニムなどと洗ってOK。色移りもしないし、洗いざらしですでにシワがないのでアイロンがけの必要もありません。 MBのヘビーユース108 こうした化学繊維で超イージーケアのデザインシャツはもちろんほかにもありますが、どうもツルッとした風合いからか「ホスト」みたいな印象になることも多い。しかし、このシャツはオープンカラー(開襟)にしており、シャツらしいフォーマル感を削いだデザインに。また、裾も直線的なボックスになっていてシャツというよりブルゾンのようなシルエット。これならツルツルとした風合いでもホストのように見えず、ほどよいカジュアルさが生まれます。  少し気取った着こなしをしたい際にはタックインすればいいし、かなり使い勝手の幅は広い。値段はしますが、耐久性も高く、ケアも楽チンなので春や秋などは毎日着ています。色違いもコンプリートしており、こちらのネイビーカラーだけでなく、チャコールや白などズラリと揃えています。  シャツ選びは人それぞれ基準が違うとは思いますが、私は「ケアが楽チンでなるべくかっこいいもの」が好み。こちらはまさにそんなアイテムなのです。通年で展開されていて、私のワードローブには欠かせないアイテムとなっています。レインメーカーは日本の染めや織りの原点である京都のブランド。それだけにほかで見ないような面白い素材が多く、発見があります。ぜひブランドもチェックしてみてください。 商品、衣装/すべて私物 撮影/山川修一(商品) 岡戸雅樹(人物)
MB
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

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最近、バッグを作りました。2万9000円でオール国産本革バッグ。かなりいい出来です。お気に入り。

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