恋愛・結婚

緊急事態宣言中に結婚式を挙げた夫婦。「後悔しかない…」夫が嘆くワケ

大赤字、社内では白い目で見られる…

「結婚式はある意味盛り上がったんじゃないでしょうか。独身の友人たちは、“酒飲めるところがなかったから助かるわ”って言っていました。参列者が少なかったので、席を移動してワイワイしていましたよ」  しかし、予定していた余興やキャンドルサービスはなしで、かなり豪華な飲み会状態。そして参列者が少ないこともあり、集まったご祝儀は40万円ほど。言うまでもないが大赤字となった。 消毒液 「結局、全然使われなかった除菌スプレーとマスクは、酔っぱらった友人たちのじゃんけん大会の景品になりました」  さらに、あれ以来会社の仲間たちからは白い目で見られて困ったいます。キャンセル料と同等の金額がかかるなら、キャンセルしたほうが良かった…。結婚式を楽しみにしていた妻でしたが、すごく不満だったみたいです。“コロナが落ち着いたら海外でウエディングドレス着たい”とか言っていましたよ…。正気でしょうか」  300万円を超える支払いができなかった真一さんたちは、両親に頭を下げて借金をした。返済予定は未定だ。  トラブルの多い新型コロナウイルスと結婚式問題。落ち着いていない状況で結婚式を強行してしまうと、祝福されるはずが軽蔑される恐れも。しかしキャンセルをすると高額な請求が…。もしあなたが同じ立場だったらどうするだろうか?<取材・文/吉田みく>
1
2
おすすめ記事
【関連キーワードから記事を探す】