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「泣ける」とSNSで反響の漫画『眠れないオオカミ』。作者が乗り越えたコロナ失業

ダークな展開の根底に流れる「何かが壊れる美しさ」

 物語が進むにつれ、思いがけず残酷な描写も増えていくが、そこにはどんな想いが込められているのだろうか。また、お気に入りのキャラクターについても伺った。
眠れないオオカミ

回を重ねるごとに打ちひしがれていくオオカミ。胸を打たれるのは“壊れていく美しさ”があるからなのかもしれない……

「物語を描いていると、ふいに破壊衝動に襲われるというか、何かが壊れるときの美しさを描きたくなるんです。前にどこかで、宮崎駿さんは生きる美しさを描いていて、『エヴァ』の庵野秀明さんは壊れる美しさを描いている、なんて評を目にしましたが、この“壊れる美しさ”というのは共感できます。  今描いていて楽しいのはクマですね。あの笑顔がたまらなくて……。『バットマン』の宿敵のジョーカーなどもそうですが、笑顔がステキな人には何か不思議な魅力を感じます」  したらさんのTwitterのフォロワーは漫画公開前の約4000人から、現在は10.9万人という爆発的な増加を見せた。最後にこのSNS人気や、実は終盤に向かいつつあるという『眠れないオオカミ』の今後の展開についてお話を聞いた。
漫画

オオカミと白いオオカミの間に何があったのか……それは、実際に作品を読んで確かめてほしい

「『1万人は超えたいな』くらいには思っていましたが、まさかこんなに増えるとは……みなさんありがとうございます。一応第25話で完結の予定ですが、まだ物語を終わらせたことがないので、誤差は出るかもしれません。作者の成長も楽しんでいただけたら嬉しいです」  ――過去と向き合う“眠れない”オオカミが眠れる日は訪れるのか……物語の結末から目が離せない。<取材・文/TND幽介(A4studio)>
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