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都知事選、名前も知らない候補者たちは何を主張しているのか?

マジメな候補者がいない!“レジェンド”が語る首都決戦

 コロナの影響で、これまで経験したことのない選挙戦が繰り広げられているが、7度の出馬を誇り“都知事選のレジェンド”ともいえる発明家のドクター・中松氏はどう見ているのか。 「注目するような候補者は一人もいませんね! 過去最多の22人が出馬したそうですが、コロナに関する医学的な知識を持っている人はいない。また、経済対策についても希薄。これでは小池百合子候補に勝つことは無理でしょう。山本太郎候補は演説については素晴らしいと思いますが、学歴がわからない。高学歴ではないので若者代表の西本誠氏は、舞台が違うでしょうと言いたい。パフォーマンスをしたければステージの上に立てばいい。『コロナは風邪』と言い張る平塚正幸氏については無根拠すぎる。選挙というのはもっとマジメなモノであるべき」
東京都知事選2020首都決戦 ド本命候補以外の主張

ドクター・中松氏

 無頼系候補者を斬り捨てた中松氏が思う都知事選の争点は? 「コロナでしょうね。そこから派生して東京五輪の延期や廃止についての問題なども出てくるでしょうから。それから、SNSやオンラインだけの演説ではまったく意味がないと思っています。現状で緊急事態宣言は解除されているワケですし、街頭での演説や握手をしないと熱量や迫力は伝わらないですよ!」  そこで三密防止の問題を解決する発明をしたという。
東京都知事選2020首都決戦 ド本命候補以外の主張

新発明の『スーパーメン』。フェイスシールドで飛沫を防ぐ。最新版は、熱中症対策を考えて保冷剤の装着も可能になった

「飛沫感染と接触感染を防止すれば感染の拡大は止まる。私が発明した、透明板で顔全体を覆う『スーパーメン』や指先に貼るテープ状の『安タッチ』を使えば、感染なしでこれまで通りの選挙に近い活動ができる。ぜひ実践してほしい! 最新の発明を駆使しないと今回の都知事選は勝てませんよ」  決戦の日まで残りわずか。無頼系独立候補の新たなスターたちにも審判が下る。 【畠山理仁氏】 フリーライター。著書に『黙殺 報じられない”無頼系独立候補”たちの戦い』(集英社)など。大手メディアが取り上げない独立系候補の取材を積極的に行う 【ドクター・中松氏】 国際創造学者にしてフロッピーディスク、灯油ポンプを生み出した世界的な発明家。7度の都知事選出馬をはじめ、数多くの選挙に出馬するなど選挙でもレジェンド的存在である <取材・文/瀬戸大希 撮影/横田一> ※週刊SPA!6月30日発売号より
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週刊SPA!7/7号(6/30発売)

表紙の人/ 菜々緒

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