恋愛・結婚

下ネタを言う熟女はモテる?モテない?売れっ子熟キャバ嬢が見つけた法則

灰皿交換はポイント高め

 そんな中、キャバクラだけでなく婚活や恋愛にも使えるテクニックを教えてくれたのは、友梨絵さんと同店に勤務する可奈美さん(仮名・37歳)。 「居酒屋とかで女の子がお酌や灰皿の交換をすると、男性は『キャバ嬢っぽい』と思って引いちゃうかもしれませんが、熟女がそれをやると『気が利く』と思われるんですよね。むしろ、ある程度、歳いった女性が何もしないでただ飲んでいるほうが引いてしまう……という男性も。これは、夜働いたことのない女性でもぜひ実践してほしいテクニックですね。  あと、営業の基本でもある『ありがとう』は恋愛でもとりあえず使っておけ、と思います。感謝の言葉を伝えるほど、相手も『また、してあげよう』という気持ちになるんですよ。思ってもいないのに、下手に外見や持ち物を褒めるよりも喜んでもらえますよ!」

モテないおばさんは下ネタをしゃべる

 では逆に、モテない熟女の特徴とはどんなものなのだろうか? これまで彼女達が実際に遭遇してきて、「これはモテないわ……」と感じた熟キャバ嬢の特徴を挙げてもらった。 熟女 「下品な熟女、自ら下ネタを喋る熟女は売れませんね。若いキャバ嬢なら『ワンチャンありそう』と1回くらいは指名に繋がるかもしれないけれど、熟女がやるとただただドン引き……。  あと、若い子向けの恋愛メディアを真に受けている熟女も。無難なモテテクニックを披露してもありきたりすぎて相手の記憶に残らないし、若い子には絶対に敵いませんよね。また、売れているキャストの営業法を真似する熟女も同様です。  熟女キャバクラで売れるのにも、私生活でモテるのにも人と同じことをやっても意味がないと思います。若いときに使えたテクニックは使えないし、無理に若作りしてもイタイだけ。最低限の身なりとマナーは身につけて、あとは経験を積むしかないと思います」  時代や年齢とともにモテるタイプも変化していき、日々努力する熟キャバ嬢達。非モテの筆者も明日からがんばってみようと思いました……。<取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
1
2
おすすめ記事