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『鬼滅の刃』でヒロインを好演、気鋭の若手声優・鬼頭明里って何者?

『鬼滅の刃』:喋れない“鬼”のヒロインを熱演! 役作りのために試行錯誤を重ねる

『六畳間の侵略者!?』への出演以降、さまざまなアニメやゲームで活躍してきた鬼頭。そのなかから代表作をひとつあげるならば、やはり2019年4月から放送された『鬼滅の刃』だろう。
 鬼頭が演じた禰豆子は、主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)の妹。第1話で物語の敵役である鬼に変貌してしまい、人間を襲わないように竹筒を咥えているという設定のため、オーディションの段階から台詞ではなく唸り声で感情を表現することが求められた。  しかし、自身の苗字にもある“鬼”と関係する作品ということもあって気合を入れてオーディションに臨み、見事、禰豆子役を勝ち取った。難しい役どころということもあって、実際に指を咥えて演技するなどの試行錯誤を重ねながら、テレビアニメシリーズ全26話を駆け抜けたという。

『まちカドまぞく』:コンプレックスだった地声でクールキャラにぴったりマッチ

 実は、地声の低さがコンプレックスだったという鬼頭。だが、2019年7月から放送を開始したテレビアニメ『まちカドまぞく』(TBS系)では、地声を活かした演技を披露した。
『まちカドまぞく』は同名の漫画を原作とした作品で、ある日魔族としての力に目覚めた女子高生の吉田優子と、魔法少女の千代田桃が主役のコメディアニメ。原作コミックスの累計発行部数が25万部を超え、アニメ第2期の制作も決定している人気作である。  鬼頭が演じた桃は、魔法少女という言葉から連想されるような煌びやかなイメージとは縁遠い、ローテンションで筋トレ好きな女子高生。クールな性格ゆえに表情からは分かりにくいが、心では豊かに感情が移り変わる、という複雑な設定のキャラクターだったが、鬼頭は鮮やかに表現してみせた。

絵や歌でも才能が評価され、ソロデビュー! 注目すべきは演技だけではない

 台詞がほとんどない役を演じるなど声優として高い演技力を誇る鬼頭だが、イラストや歌の分野でも才能を発揮している。  鬼頭は絵を描くことが好きで、高校時代に本格的に声優を志すまではプロのイラストレーターや漫画家になることを考えていたという。その画力は本物で、2020年1月から放送されたテレビアニメ『地縛少年花子くん』(TBS系)の企画で、自身が演じた八尋寧々を下書きなしで巧みに描き上げてみせた。
 歌唱力でも高い評価を受けていた鬼頭は、『Re:ステージ!』などの音楽や歌が題材となっている作品でも活躍している。2019年10月16日にリリースされたシングル『Swinging Heart』ではソロデビューを果たし、今年10月28日には3枚目のシングル『キミのとなりで』のリリースを予定しているなど、アーティストとしても精力的に活動している。 ――10月16日公開予定の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』など、今後も出演作が控えている鬼頭。これからどのような活躍を見せてくれるのか、期待したいところだ。<文/佐久間翔大(A4studio)>
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