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関西で人気の「都そば」が提供するラーメンがうまいワケ

 東京で駅前の風景に「富士そば」はつきものだが、大阪であればそれが「都そば」である。そんな都そばの、東京唯一の店舗で出される「ラーメン」が美味いという噂を耳にし、実際に食べにいってみることにした。

関東出汁と関西出汁

 東西のそば・うどんの違いといえば何と言っても出汁だろう。九州育ちの筆者も、上京してはじめて入った「富士そば」で目の当たりにした真っ黒な出汁には面食らってしまい、食べ残して店を後にした記憶が鮮烈にある。
都そば 日比谷店

都そば 日比谷店

 西日本育ちの人にとっては、それほど出汁の違いは大きなもので、都内で関西風の出汁でうどんやそばを提供する店は、稀有ながら人気が集まっている。こちら「都そば 日比谷店」は、うどんを注文すると関西風と関東風の出汁のどちらかが選べるようになっている。

「都そば」とは?

 簡単に紹介すると、都そばは大阪誠和食品株式会社が経営する立ち食いそば・うどんチェーンだ。関西地方以外の人には耳馴染みの薄い名前かもしれないが、特に京阪神地域を中心に50店舗ほどが展開されており、その規模は同業種で最大級を誇る。駅前で素早く廉価で食べられるスタイルは、東京の富士そばにもなぞらえられるほど、ポピュラーな存在となっている。その都そば、東京唯一の店舗が日比谷の帝国劇場の地下で、営業している。
都そば 日比谷店

日比谷の帝国劇場の地下で営業している、都そば 日比谷店

 華やかで大きな間口の劇場入り口の脇に、ひっそりとした地下への入り口。少し寂れた風情ではあるが、入り口が異なるため、帝国劇場の休館日でも利用できる。
都そば 日比谷店

店内

都そば 日比谷店

メニュー

 店内に入ると、手前に立ち食いのスペースがあり奥にはテーブル席も広く取ってある。掲げられたメニューは、かけそば・うどんが310円からと、都内の立ち食いそばチェーン店と同じほどの価格帯。関東で大きな店舗展開をしていないということは、仕入れや在庫管理を徹底しないとロスが増えてしまう。  そのためか、他のチェーン店に比べて品数が多いとは言えないが、中心となる客層は、有楽町や日比谷周辺のサラリーマンなので、ルーティンのように食べるには申し分ないだろう。しかも、トッピングだけでなく出汁の味を2種類から選べるとなると、単純にメニュー数は2倍となる。
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ラーメンがうまい理由は専用のスープにあった
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