仕事

「うちの子に内定を出さないで」採用担当者を悩ませるモンスター親

厚かましい要求も

 また、非常に厚かましいモンスター親もいるらしい。 「弊社には社宅があり、自宅通勤が難しい社員には入居を勧めています。配属先が決まった段階で社宅の打診をするのですが、なぜか親から『入社前から社宅に入れてもらえませんか?』と相談されることが多々あります」  すぐに社宅に入れたがる具体的な理由は不明とのことだが、住田さんは、立地のいい社宅だから早い時期から子供に満喫してほしいのではないかと予想する。 「個別で社宅に入るのを早めたりすることはできない旨を伝えたら、ブチ切れていましたね。親が借りてあげてください!って感じです」  ちなみに、そのモンスター親を持つ内定者は1年以内に退職したそうだ。

コロナでモンスターが増える?

パチンコ 住田さんは、これからはモンスターがさらに増えるのではないか? とびくびくしている。その理由はなんだろう? 「新型コロナウイルスの影響ですね。コロナのせいでパチンコ業界は大打撃、バッシングの嵐でした……。それを理由に、色々と難癖をつけてこられそうです。モンスター親の子供に内定を出してしまったらと思うと、今から気持ちが沈みまくりですね」  わが子のことが心配になる気持ちも十分わかるが、あくまでも子供の人生であり、親が口出しするのは間違っている。  モンスター親からすると、子供を守ったつもりなのしれないが、それが子供の自立をさまたげることに気づいてほしい。<取材・文/吉田みく>
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