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かまいたち山内健司の「ギャラ450円」時代。“カス”が本気出した意外な事件

キングオブコント、そしてM-1で躍進

<これを機に山内さんはスロットをやめ、その時間をネタ作りにあてた。ネタの質が上がり、オーディションに安定して合格するようになり、かまいたちはやっと吉本の劇場所属メンバーになった。  その後、『ABCお笑い新人グランプリ』(2007年)で優勝したものの「6~7年間はくすぶっていた」そうで、ブレイクまでの長い道のりは『寝苦しい夜の猫』に書かれている。
かまいたちM-1ネタ

2019年のM-1準決勝ネタは、かまいたちチャンネルに動画が載っている


 コントも漫才もできる中堅として、現在熱い期待を浴びているかまいたち。もし親指をケガしなければ、今の山内さんはいなかったかもしれない。> <山内健司 文/日刊SPA!取材班> 【山内健司】1981年、島根県生まれ。NSC26期生。2004年に濱家隆一と「鎌鼬」を結成、のちに「かまいたち」と改名。ネタ作りとボケを担当。自伝エッセイ『寝苦しい夜の猫』を刊行
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寝苦しい夜の猫

お笑いコンビ『かまいたち』の山内健司による初の著書。 この本は山内の飼い猫“にゃんじ"が見聞きした様子を綴ったエッセイである。
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