「彼氏と彼女みたい」と話題、会社員YouTuberのペット動画誕生の秘密
テレワークが普及し、おうち時間を充実させたい人が増えるなか、YouTubeでは今、犬や猫などのペットが主役となった動画への注目度が高まっている。
そのなかでも登録者数は9万人以上、人気を集めているのが「テディベアドッグのモコ」というチャンネルだ。内容は主にトイプードルの女の子「モコ」(1歳)と、飼い主の男性(独身アラサー)がたわむれる様子なのだが、再生回数が100万を超える動画もあるほど。
投稿動画にはモコの可愛らしさを称賛する声だけでなく、「飼い主さんの声が優しくて癒されます」、「来世はモコになって飼い主さんに飼われたいです」など飼い主さんに対する熱いコメントも寄せられている。
今回は多くの視聴者を魅了する「テディベアドッグのモコ」を運営するモコの飼い主さんに直撃取材。YouTubeへの投稿を始めたきっかけや、動画制作の苦労とやりがいについて伺った。
普段は会社員として働いているという飼い主さん。YouTubeへの動画投稿を始めたきっかけは、モコとの思い出を記録に残したかったからだという。
「本格的にYouTubeを始めたのはモコが1歳を過ぎてからなのですが、それまでの1年間で『大切にしたいな』と思う瞬間がたくさんあったんです。たとえば、モコがご飯を喜んで食べてくれたり、『散歩いく?』と声をかけるとテンションが上がったり、眠くなると添い寝してきてくれたりと、どれも何気ない日常のなかのありふれた瞬間ばかりです。
その時は忘れないと思っていても、振り返ると思い出せなくなっている事が沢山ありました。なので、その時に感じたことを忘れたくない、記録として残したいと思い、YouTubeに動画を投稿するようになりました」(飼い主さん、以下同)
会社員とYouTuberの両立、それも動物を映す動画となると苦労が多いのだそうだ。
「仕事が終わった後にモコのお世話や家事をして、さらに残った時間で動画の撮影・編集を行っているので、体力的には少し大変です。
あとは、動物に可愛い表情や行動をお願いしてもその通りには動いてもらえないところに、撮影の難しさを感じますね。無理強いをすると表情が暗くなったり、最悪カメラが嫌いになってしまったりするので、モコの行動を先回りしてカメラを置いたり、位置を変えつつカメラを回しっぱなしにして自然に撮れるのを待ったりと、工夫して撮影しています」
会社員との兼業でYouTuberに「何気ない日常の瞬間を残すため」
思い通りにはいかない、動物ならではの難しさ
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