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男の僕が実感した“女性の見た目”を維持することの大変さ

美容にはお金も時間もかかる

 さて、ここまで書いてきての結論だが、一番実感するのは「美容にはお金がかかる」ということ。もちろん時間もかかるが、時間=お金とすると、ダブルでかかる。女性にとってメイクは社会人のマナーなんて風潮があるが、仕事するのにメイクまで会社規定なんかで定められたら、お金がいくらあっても足りない。  男性ならヒゲを剃るカミソリに、ヘアワックスくらいのものだろうが、女性のメイク用品は毎日使うのであればたぶん毎月何かしらかがなくなる。デパコスなら4~5千円、プチプラでも2千円程度。  何より、メイクやヘアセットの時間さえなければ、もっと仕事に関する勉強に充てたりすることもできるのに……なんて悩みを持つ女性も少なくないだろう。  コロナは洒落にならないが、メイクの面では一時の安息を女性たちに与えているのかもしれない。  あ、でも、マスクで口元が荒れるので、やっぱりプラマイゼロで。コロナ許すまじ。
1989年6月7日生まれ。男性でありながらAV女優として、大手AVメーカーKMPにて初の専属女優契約を結ぶ2015年にAV女優を引退し、現在は作家活動を行っている。ツイッター@OshimaKaoru
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