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尾野真千子、約4年ぶりの映画主演で語る「役づくりへのこだわり」

やってることは嘘でも気持ちに嘘はつけない

――理解より想像を深めるということですか? 尾野:知ったかぶりは嫌なんです。それって嘘が見えてしまう気がして。想像しても考えても答えは出てこないから、親子を演じる子役の子を見て、この子が本当にかわいいと思えるか、虐待するほど憎めるか、相手あってのお芝居だと思います。 「どんな気持ちでお話ししてくれるのかな」とワクワクしながら現場に行って、「ああ、そうきたか!」って。ぶっつけ本番みたいなものですよね。特殊な役だったらある程度の役はつくりますけど、相手の声に反射神経で気持ちのままに応えたいんです。 ※5/18発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです 【Machiko Ono】 ’81年生まれ。’97年に河瀨直美監督の『萌の朱雀』で映画主演デビュー。’11年、朝の連続テレビ小説『カーネーション』(NHK)のヒロインに抜擢される。4年ぶりの主演映画となる『茜色に焼かれる』が5月21日に、出演映画『明日の食卓』が5月28日に全国公開予定 取材・文/小西麗 撮影/尾藤能暢 スタイリング/伊藤真弓(BRÜCKE) ヘアメイク/稲垣亮弐(マロンブランド) 衣装協力/オールインワン3万1900円(オットダム/ストックマン) サンダル1万9800円(ノーネーム/ストックマン) イヤリング、インナー、ベルト(すべてスタイリスト私物)
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週刊SPA!5/25号(5/18発売)

表紙の人/ 日向坂46

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