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最も速い馬が勝つ皐月賞。予想のカギを握るマイル適正がある馬は?

クラシック戦線がいよいよ始まる!

 競馬予想家の安井涼太です。今週末は小回りコースの中山競馬場芝内回り2000mで行われる牡馬クラシック・皐月賞が開催されます。直線の長い東京競馬場芝2400mで行われる日本ダービー、長距離戦の京都競馬場芝外回り3000mで行われる菊花賞とは大きく異なります。この大きな違いこそ8頭しか三冠馬の栄光に輝けていない理由です。  すべての条件で力を発揮できる馬はそう多くありません。しっかりと適性を見極めて、力を発揮できるコースで狙い撃ちましょう。
安井涼太

安井涼太氏

皐月賞は「最も速い馬が勝つ」レース

 長く競馬をしている方はこのような言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか? 皐月賞は「最も速い馬が勝つ」 日本ダービーは「最も運のある馬が勝つ」 菊花賞は「最も強い馬が勝つ」  まず、日本ダービーの「最も運のある馬が勝つ」というのは、かつて日本ダービーというのは18頭以上の出走がザラでスムーズな競馬ができるかどうかは運も重要だったからです。今はフルゲート18頭なので当時ほど運の要素は減ったように見えますが、日本ダービーが行われる週は毎年コース替わりがあり内にグリーンベルトが発生します。そのため内枠の好走が非常に多く、今でも枠順という運が必要なレースでもあります。  それに対し、「最も強い馬が勝つ」と言われる菊花賞は、まず長距離をこなすことができる体力が問われる上に、直線は外回りで長いコースなため加速力が重要なレース。ギア指数的に言うとトップギアが問われる5速に該当し、競走馬の極限のスピードも問われるレースとなります。まさに強い馬が勝つと呼ばれるにふさわしい条件が菊花賞なのです。

皐月賞はどんなレースになるのか?

 では、「最も速い馬が勝つ」今回の皐月賞はどのようなレースになるでしょうか?  皐月賞が行われる中山競馬場の内回り2000mは直線の長さが310mとJRA全場の中でも短い部類に入るコース。かつ、直線には急坂が待ち構えるため上がりが速くなり辛い傾向があります。それに加え向こう正面には下り坂があり、道中のペースは速くなりやすいので道中と上がりの差が小さくなりやすいコースと言えるのです。
皐月賞 平均ラップ

皐月賞の平均ラップ

 実際に皐月賞の過去の平均ラップを見ても一目瞭然。比較しやすいように道中を3ハロン換算したタイム35.8秒に対して上がり3ハロンは35.5秒と前後半がほぼイーブンで流れるレースとなります。  これを私が予想で使用しているギア指数で表現すると、前後半がほぼイーブンで流れるレース、つまり1速から5速までのうち「3速」となります。
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