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今日から競馬力を上げられる3つの処方箋

今さら聞けない馬券基本テク3点で競馬力をUP

馬券

知っているようで、実はあまり詳しくないのが「基本」。基本をしっかり押さえれば、回収率も自ずと付いてくる!?

 筆者には大学時代から続く20年来の競馬仲間がいます。就職氷河期にしっかりと内定を勝ち取り、その後も着実にキャリアアップを重ね、今では大手企業で出世コースを爆進中。そんな彼ですが、馬券はいまだにサッパリで、会話するたびに「先週も○○Kやられたわ〜」とボヤいています。  彼がよく口にするのが「いまだに馬券の基礎が分からんわ」「競馬常識みたいなのをまとめて教えてや」。聡明で普段は理詰めでものを考える彼が、感覚だけで馬券を買っているのは不思議な感じもするのですが、娯楽として競馬を楽しんでいる方は、意外とそれぐらいのスタンスなのかもしれません。  とはいえ、息抜きであっても馬券が当たるに越したことはありませんよね。最低限、「娯楽、教養費だ!」と思えるぐらいの収支にはとどめたいもの。そこで今回は、馬券を買う上で最低限押さえておきたい基礎知識を紹介したいと思います。  

距離短縮VS距離延長

 前走から今回、距離を縮めることを距離短縮、延ばすことを距離延長といいます。今回が1600mのレースの場合、前走で2000mを使っていた馬は距離短縮、1200mを使っていた馬が距離延長ですね。  さて、距離短縮と距離延長、どちらのローテーションを重視すべきでしょうか? 距離短縮ローテ 2020年〜2021年10月10日までを対象にした前走距離別のデータを見ると、好走率においても回収率においても、距離短縮が距離延長を上回っています。これは、集計期間をいじっても変わらない、ほぼ普遍的なデータです。  サラブレッドの大半は、芝にしろダートにしろ、まずは中長距離に目指すべきレースが存在しています。そこで結果が出なかった馬、適性が合わなかった馬が短距離路線に矛先を向けてくるので、相手関係が楽になった距離短縮馬が活躍するという構図。要するに、中距離の方が短距離よりもレベルが高いということです。  距離延長の馬は、前走で短い距離を使っているためスタートダッシュがつきやすいという特徴があるため、狙えるシチュエーションも存在します。とはいえ、馬券における基本姿勢は「距離短縮>距離延長」と頭に入れておきましょう。
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芝とダート、馬の年齢
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