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2つ隣駅までの買い物ならサイコーの乗り物に!電動キックボード

和歌山の乗り物ベンチャー企業が開発

グラフィット

日本のベンチャー企業が、日本の道路事情に合わせて一から開発した電動キックボード。公道走行が可能で折りたためば大型のコインロッカーに入るサイズとなる。約5時間の充電で約40㎞走行可能

●グラフィットLOM 予定価格:14万9600円/走行距離:約40㎞/ 最高速度:35㎞/h  立ち乗りスタイルでスイッと走る。そんな電動キックボードを街で見かけるようになりました。ドンキとかでも3万円台、4万円台で売られるようになったし、ちょっとした距離の移動だったら自転車よりラク。しかも置き場所は細いデッドスペースでOK。乗り物好きなら興味を持つのもトーゼンだわなぁ。  ただし、10万円以下の電動キックボードは作りが甘いものが大半だし、多くは公道走行「ダメ絶対!」なものばかり。「公道イケますよ」と言われつつ買ってみたら、ブレーキランプやウインカーなどの安全装備が整ってなくてやっぱりアウトだったりして。海外製品にちょっと手を加えただけのモノは勘弁してほしいんだけど、日本の原付枠のキマリ&シバリがわかりにくいってのもあるよなぁ。  だからこそ僕がベットしたのは、和歌山の乗り物ベンチャー企業が開発し、日本で生産しているLOM。昨年の5月にクラウドファンディングしていたモノで、プロジェクト開始当日に申し込み今年の4月に届きました。わぁい!

電動キックボードの乗り心地は

 航続距離約40㎞ということは、ツーリングもできちゃうんじゃね?と思っていましたが甘かった。ムッチリボディの僕の体重をアプリに入れると「アンタだと走れて20㎞ちょいかな」(意訳)と表示された。  まぁ片道10㎞走れたらいいか、と思ったら、足回りがガチガチで路面のデコボコが伝わってきやすいし、折りたたみ構造のハンドルがヤワくて不安がある。  この1年、電動スクーターや電動バイクなども試乗してきたけど、バイク科バイク属とは明らかに異なる乗り物。全身に風を感じて気持ちいいのと同時に、風圧をモロに受けて疲れやすいってのもある。
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快適&省スペースでチョイ乗りに最適
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