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ベストセラー『人新世の「資本論」』の著者が見据える、資本主義と日本の行く末

多くの人が声を上げ、アクションを起こすことが必要

――日本の人口の3.5%は約430万人。著書があと400万部売れればいい計算です。 斎藤:全体の人口で考えると、多く感じてしまいますが、学校ならクラスに一人なんです。それに、本を読まなくても、このインタビューを読んで立ち上がってほしい! ――最後に、格差拡大や環境破壊を生み出す資本主義に対して、何か取り組んでいることは? 斎藤:電気をみんな電力の再エネに切り替えたりしていますが、1人ではさほど意味がない。個人の努力より、多くの人が声を上げ、アクションを起こすことで、社会を変えることができるのです。 斎藤幸平【経済思想史研究家・斎藤幸平】 ’87年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科経済学部准教授。ベルリン・ルンボルト大学哲学科博士課程修了。専門は社会思想、経済思想。’18年、マルクス研究の最高峰であるドイッチャー記念賞を歴代最年少の31歳で受賞。『人新世の「資本論」』は新書大賞 取材・文/齊藤武宏 図版/ミューズグラフィック 写真/時事通信社
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