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腕時計をしない人にも最新Apple Watchなら薦めたくなる理由

 Apple Watchに興味はあるが「いまだに触ったことがない」と言う人は多いのではないだろうか。そもそも時計さえしておらず、スマホで済ませているというなら、必要ではないのかもしれない。  しかし、2019年のApple Watch出荷台数はスイス全体の腕時計出荷台数を超え、当たり前だがスマートウォッチの市場でもダントツでトップとなっている。最近のビジネスシーンでも男女や年齢を問わずに、Apple Watchを身につけている人を見かけることが増えてきた。Apple Watchに興味があるなら、スルーせずに一度検討してみてはいかがだろうか。
Apple Watch

2020年9月に発売された「Apple Watch Series 6」

2015年の初登場から進化を続けるApple Watch

 Apple Watchは2015年にお目見えし、毎年バージョンアップを重ねている。数年前に触って納得できないところがあって見送った人も、ぜひ最新モデルをチェックして欲しい。  9月18日に発売された「Apple Watch Series 6」も大きく強化されている。とは言え、今回は新機能だけでなく、Apple Watchを使うことで便利になる活用法もまとめて紹介する。 「Apple Watchで時間を見るには電源を入れるのが面倒臭い」というのはもう古い。前モデルから常時表示できるようになり、新モデルでは常時表示のディスプレイが2.5倍明るくなっている。余計な動作をしなくても時計が表示されているので、会議中でも視線を向ければ時間がわかる。時計としては当たり前のことなのだが、古いモデルではできなかったので、大きな改善ポイントと言える。
Apple Watch

新しいApple Watchは時計盤が常時明るく表示されるようになった

Apple Watchならではの便利機能は?

 文字盤が変えられるのもスマートウォッチの醍醐味。いろいろな文字盤が用意されているが、試して欲しいのが任意の写真を文字盤にできること。ペットのかわいい写真を文字盤にすれば、常に癒やされるのがありがたい。
Apple Watch

さまざまな文字盤が用意されている

Apple Watch

任意の写真を文字盤にすることもできる

 タイマーもなかなか役立つ。電車に座っていると、暖房で暖かくなり眠たくなることもあるだろう。そんなときは少しでも眠って回復したいが、乗り過ごすのも困る。しかし、音が鳴り響くアラームはかけられないし、スマホのバイブレーションでは起きるかどうかが不安だ。しかしApple Watchのタイマーを使えば、振動だけで飛び起きること間違いなし。
Apple Watch

時間になると手首に直接振動が伝わり、くすぐったいのですぐに目覚めることだろう

 iPhoneのApple Payと共用はできないが、別途Apple PayにSuicaなどの電子マネーを登録することは可能。エクスプレスカードに設定しておけば、Apple Watchをかざすだけで決済できるようになる。iPhoneでも可能だが、やはり時計で済むのはスマートだ。
Apple Watch

iPhone上からApple WatchにApple Payを追加できる

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iPhoneと連携した際の使い勝手は?
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お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる

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