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コロナ禍で収入激減。現役パチプロが今の収支を赤裸々に語る

コロナ禍で収支はどう変わった?

トラマツ

Youtubeチャンネルなど、動画でも活躍中のトラマツ氏

 実際今は業界全体が厳しくなってきていると思いますが、コロナ前と比べてパチンコ収支はどのくらい変わりましたか? トラマツ パチンコ必勝ガイドのライターになってからは、ライターの仕事量によって収支の変化があるから一概に言えないんだけど。稼働時間が減ったことを抜きにして考えても、トータルはガクッと落ちたよね。  特に考えさせられたのは、上京してから一番通っていた優良店の状況が厳しくなったこと。少し郊外のところにあって、都内のパチプロも来にくいから、ライバルがいない上に甘かった。そこがコロナを境に全くと言っていいほど打てなくなったのよ。  なんなら特定日でももう無理で。それがコロナ禍のパチンコ店を物語っていると思う。お店の体力がなくなったら、そりゃパチプロも共倒れになっちゃうからね。  知り合いのパチプロ仲間も厳しそうですか? トラマツ 「コロナ前よりも勝っている」というパチプロはいないね。やっぱりみんな厳しいと言ってるよ。最近は名古屋で昔からパチプロやってきた人から「職を探している」と聞いて、なんだか切なくなった。正直、パチンコしかやってきていなくて年齢重ねた人は就職もかなり厳しいから……。  具体的に収支はどのくらい落ちていますか? トラマツ 例えば、まだMAX機があった2015年なんかは、ライターの仕事をやりながらでも、パチンコ収支だけで年間500万くらいプラスだったのよ。パチンコだけでなくてスロットも凄くて、俺はオキドキだけで200万プラスになった。  今はライター仕事が増えてプライベート稼働が減ったというのもあるけど、パチンコ収支は半分くらいになったかな。もちろん、コロナに関係なくパチプロが勝ちにくくなっていたのも事実だけど。
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ウィズコロナのパチンコとパチプロ
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Web編集者兼ライター。フリーライター・動画編集者を経て、現在は日刊SPA!編集・インタビュー記事の執筆を中心に活動中。全国各地の取材に出向くフットワークの軽さがセールスポイント
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