チェチェン戦争から一貫して変わらない”プーチンの暴走”。世界は気づくのが遅すぎた
「爆弾テロはロシアの自作自演」と発表していたFSB元スパイ・リトビネンコの暗殺
「ロシアはFSBの厳格な統制下にあります。アンナ(ポリトコフスカヤ記者)のような立場のジャーナリストが、プーチン大統領本人の許可なく抹殺されることなどまったくあり得ません」 記者会見から間もなく、ポリトコフスカヤ記者暗殺に関連する文書を受け取るため、リトビネンコはロンドン市内で3人の関係者と会った。その直後に体調を崩して翌日に入院し、11月23日に死亡した。体内からは、ポロニウム210という放射性物質が検出されている。
ウクライナ侵略は「大ロシア帝国復活」を目指すプーチニズムの最後の賭け
ノンフィクション・ライター。週刊誌記者を経てフリーに。ロシア・チェチェン戦争を16回現地取材し『ロシア・チェチェン戦争の628日~ウクライナ侵攻の原点に迫る』(清談社パブリコ・第3回小学館ノンフィクション賞優秀賞作品の増補改訂版)を上梓。ほかに『増補版プーチン政権の闇』(高文研)、『不当逮捕~築地警察交通取締まりの罠』(同時代社)など
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『プーチン政権の闇―チェチェン戦争/独裁/要人暗殺』 ウクライナ侵攻以前から、プーチン政権の 危険性を告発していたジャーナリストの著書 ![]() |
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