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なかやまきんに君、吉本退所後に殺到したオファーに危機感「筋トレする時間がない」

吉本退所後に「とんでもない数の依頼」

――吉本退所後、企業のタイアップCMなどでもよくお見かけしますが、お仕事の状況はいかがですか? きんに君:僕の中では退所したら、YouTubeの撮影をしながら、すぐにオンラインフィットネスを始めてという、ゆったりしたスケジュールのイメージでいたんです。もちろんタレント活動も大切なので、どれぐらい依頼がくるのか、たくさんきたらうれしいなぐらいに考えていました。 ところが、ありがたいことなんですけど、とんでもない数の依頼をいただきまして。週に1、2回ペースでCMや広告の撮影が入って、それが現在も続いている状況です。正直、トレーニングの時間が取れなくなっていて、危機感もあります。 ――お仕事の取捨選択も、ご自身でやられているんですか? きんに君:最初は自分でやろうと思っていたんですけど、トレーニングにも影響が出ますし、オンラインフィットネスの準備も大変なので、今は2人のマネージャーさんにある程度任せています。

「ずっと同じことをやり続けてきた」という強み

――どうして、ここまで引っ張りだこだと思いますか? きんに君:自分で言うのもなんですが……よく言われるのは、今までずっと同じことをやり続けてきたところが強いんじゃないかと。今は体を鍛えているタレントさんやYouTuberさんはたくさんいますし、僕よりも筋肉がある人も珍しくありません。 でも僕の場合、芸人を始めてからなんとなくやりだしたとか、趣味で始めた延長とかじゃなくて、名前にまで「きんにく」が入っていて、芸風も基本的にデビュー当時から変わっていない。その一貫性じゃないですかね。 ――確かに筋肉に対してストイックなイメージがあります。 きんに君:とある番組でサバンナの高橋さんに「きんに君ってどんな人ですか?」と聞いたVTRがあって、「一つのことをやり続ける、信念の強い男だ」みたいなことをおっしゃっていて。僕からしたら、本当に筋トレが好きだというのもあるし、筋肉を鍛えていたら必ず何か起こるっていう自信もあったし、それしかなかったというのもあるんですけど、周りからはストイックに思ってもらえているのかもしれません。
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トレーニングのために九州と東京を往復したことも
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出版社勤務を経て、フリーの編集・ライターに。雑誌・WEB媒体で、映画・ドラマ・音楽・声優・お笑いなどのインタビュー記事を中心に執筆。芸能・エンタメ系のサイトやアイドル誌の編集も務める。

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