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「少女をゲーセンに連れ込んで…」歌舞伎町で急増する“トー横中年”の危険すぎる実態

 新宿・歌舞伎町の通称「トー横」に集まる青少年「トー横キッズ」が話題になる傍ら、同界隈を根城にする中年もいる。  なかにはキッズを犯罪に誘う輩も……彼らの正体とは?関係者を含め密着取材した。

“ハウル”がトー横から消え、現れた大人たち

[トー横中年]が大暴れ!「ハウルが街から消えたあたりから、おっさんが急に増えた。固定化したのは今年に入ってからですね」  トー横歴2年半のA君(19歳)はこのように話す。 “ハウル”とは’22年6月、トー横界隈の少女に淫らな行為をしたとして逮捕された後、東京拘置所で死亡した小川雅朝(享年32歳)のことだ。  小川が立ち上げた「歌舞伎町卍會」は清掃活動や炊き出しなどのボランティア活動を行い、界隈の“顔”になっていった。この「卍會」こそ、“トー横中年”の大本だとA君は言う。

年齢層は40~70代「大体がアル中か元シャブ中」

[トー横中年]が大暴れ! 実際に今年5月、18歳男性に暴行を加え、母親から身代金を奪ったとして逮捕された徳永晋太郎(当時38歳)、14歳少女と淫行して逮捕された山下裕史(当時38歳)など問題を起こす、キッズとは呼べない年齢の者が現れている。  彼らは自宅から通ってくる人、段ボールや布団を敷いて定住する人とさまざまだ。 「常連は5〜10人程度だけど、顔ぶれはしょっちゅう変わる。年齢層は40代前半から70代後半。大体がアル中か元シャブ中で呂律が回らないし、一見親切でも、すぐキレる人が多い。皆、何で生計を立てているのかさっぱりわからない」
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トー横中年はキッズに頼られている側面も…
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