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16歳東大合格男が伝授「超短期間で英語がペラペラになる方法」

日本人英語が通じない理由

筆者(左)と、スタンフォード大学に留学する友人

筆者(左)と、スタンフォード大学に留学する共同研究者

 英語は根性論ではない。科学だ。日本人の英語が上手くならない理由は、根性に頼った勉強法にある。逆に言えば、科学的勉強法さえ実践すれば、日本人英語はすぐペラペラになる。  日本人には、以下のような間違った英語を使う人が多い。 ・発音:RとLの音が区別できない ・文化:空気を読んでしまい、ストレートな表現ができない ・文法:「〜についてどう思う?」を「How do you think about ~?」と⾔ってしまう(正しくはHowではなくWhat) ・文法:「宿題」を数えて「Homeworks」と言ってしまう(正しくはHomeworksではなくHomework)  その理由は「母語によるフィルター」にある。言語処理とは、⾳声・⽂法・意味・世界知識などのルールを用いて脳内で行われる「瞬時かつ複雑な認知的処理」であるが、英語と日本語ではルールがまるで違う。そのため英語ではなく、日本語に頼って英語を処理すると、こうした間違いが生じてしまうのだ。

英語の「型」すら分からず闇雲に話しても上達はしない

2019年、イタリアのベルガモで開かれた国際学会CIBB後の交流会にて。英語でのコミュニケーションにはまったく困らない

2019年、イタリアのベルガモで開かれた国際学会CIBB後の交流会にて。英語でのコミュニケーションにはまったく困らない

 母語によるフィルターを解除するには、まず英語の「型」を知っておかねばならない。特に、英語力に直結する「自動化」と「気付き」を与えてくれる、発声・発⾳・⽂法・単語といった「明⽰的知識」のインプットが大切だ。 ①自動化:深く考えなくても、文脈から正確な文章を自動完成できる能力。ネイティブは会話の一部を聞くだけで意味を推測できるし、単語をいちいち選ばなくても自然にそれっぽく話せる。非ネイティブは一つ一つの単語を大脳で考えがちだが、ネイティブはほとんどの単語を「運動の自動化」を司る小脳で自動処理している。 ②気付き:間違った英語が、間違っていると気付ける能力。自分や人の間違いに気が付かなければ、同じ間違いを何度も繰り返してしまうので、発展がない。気付きのレベルが上がると、間違った英語だけでなく、自然でない英語やセンスのない英語にも気付けるようになる。  英語の型さえ覚えてしまえば、型を破って自由に話せるようになる。なのに多くの日本人は、型すら分からない状態で「伝えようとする気持ちが大事!」などと、謎の根性論に頼って闇雲に英語を話そうとするから、いつまで経っても稚拙な英語のままなのだ。  僕は英語の型である発声・発⾳・⽂法・単語をすべてマスターした。おかげで、4年連続でケンブリッジ大学などの海外のトップ大学で研究したり、英語論文を20数本書いたり、20数か国100数十都市を回ったりしたが、英語で困ったことは一度たりともない。 「目的や方向性が無い場合、努力と勇気だけでは充分ではない」(ジョン・F・ケネディ大統領)
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英語の「型を学ぶ」科学的方法
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このたび、英会話学校の「スパルタ英会話」とコラボレーションして、僕の科学的英語学習法に沿った、オンライン講座の無料体験を提供することになった。ネイティブ講師とのマンツーマンレッスン(20分)/グループレッスン(40分)、日本人コンサルトによるコンサルティング(60分)という構成となっている。

僕自身もスパルタ英会話のネイティブ講師とマンツーマンレッスンをしたが、コミュニケーション/ビジネススキルに長けた講師のおかげで、英語の型を大きく破ることができた。そのレッスンの様子も、僕のYouTubeチャンネルで公開している。

いつやるか? 今でしょ! (宝島SUGOI文庫)

今を生きる覚悟と思考が凝縮されている!(カリス推薦)

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