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100円ショップアイテムで「テナガエビ釣り」が楽しめる!実際に釣って調理してみた

江戸川で外国人による海産物乱獲問題が発生

 東京都と千葉県の県境となる江戸川。ここの河川敷で昨今話題になっているのが、外国人による牡蠣の乱獲と貝殻の不法投棄。最近では、カキだけでなくホンビノス貝などあらゆる海産物が乱獲されています。個人で食べる量以上に乱獲し、他の場所で店舗に卸しているとも言われていますが、昨今は貝だけでなく魚やエビなど様々な海産物が乱獲されているようです。
江戸川放水路

首都高湾岸線下の江戸川放水路。この辺一帯で引き潮になるとカキの乱獲が行われている

 乱獲騒動は中国人が主とも言われていますが、最近では東南アジア圏の人たちも加わっており、各魚種によって乱獲している人種が違うとも言われています。

東南アジア料理店に向けてテナガエビを乱獲か

 この乱獲騒動で一部地域に新たな危機感を与えているのが「テナガエビ」。日本では体長10cm程度の小型種が多いが、東南アジアでは30cm近くにもなる大型の「オニテナガエビ」が存在しており、タイやベトナムではテナガエビ専用の釣り堀があるなど、テナガエビは非常に身近な存在になっています。  ちなみにタイ料理のトムヤンクンなんかも日本ではクルマエビやブラックタイガーなどを使いますが、本場ではテナガエビを使っているようです。なので、本格的な東南アジア料理店など向けに乱獲が始まっている……という可能性があるかもしれません。
トムヤムクン

タイ国政府観光庁のHPでは日本でも手に入りやすいエビで作ったトムヤンクンのレシピが紹介されている

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テナガエビを釣る方法とオススメ料理
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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