押尾学が“出所後の生活”を語る「もう一度、人間として認められたい」
現在の夢や生きがいとは?
──今現在の押尾さんの夢や生きがいってなんですか?
押尾:考えたことないですね。私が若いときに持った演技や音楽のプロになる夢は、一応叶ったんです。その次の夢は志半ばで諦めた。だから今は明確な夢はないです。ただ、それでも今を大切に息子の成長を見守りつつ、良いことも悪いことも教えながら生きています。親なら当たり前のことかもしれないけど。
──インスタでも息子さんとの写真が印象的です。
押尾:はい。それに今はすごい朝型の生活になって、毎日5時15分に起きてるんです。朝ご飯を食べて、テレ東の経済ニュース番組を見て、新聞を読んでっていうのが日課になってます。
──完全に経営者の生活ですね。では、もし人生をやり直せるなら、あのときに戻りたいと思うことはありますか?
押尾:あります。戻れるなら戻りたい。全財産を払ってでも、どんな罰を受けてもいいから。
──それはいつ?
押尾:26歳ぐらい。人生を振り返ると、いろいろな分岐点がある。俳優も音楽もいい感じで、あれさえなければ人生が狂わなかったという点がある。もう戻れないのは百も承知ですけど。
──新たな夢は模索中ですか?
押尾:そうですね、次の夢も見つけたい。あとは44歳なので、50歳までにはなんとか人としても信用力を取り戻せるように。
──40代は人生の折り返し地点ですもんね。
押尾:まあいろいろと回復力は減った気がしますけどね。
現状維持が嫌
──性欲とかも落ちました?
押尾:そこは全然(笑)。これ以上の成長を望まないっていう考えも間違ってないですけど、私は現状維持が嫌なんです。迷惑をかけた両親のためにも、これから大人になる子供のためにも、一生懸命に生きて、稼いで、真面目にコツコツやるしかない。それでいつか「アイツすげえじゃん」って誰かに言ってもらえたら報われる気がしています。
──嘆いているばかりで、行動しなければ何も変わらないと。
押尾:そうかもしれないですね。もし新しい刺激を欲しているSPA!読者の方がいたら、副業ホストもいいと思いますよ(笑)。私も審査に加わる「シンスユークラシック」のホストオーディションでお待ちしています。
Manabu Oshio
1978年5月6日生まれ。日本の元俳優、元歌手。ドラマに多数出演する一方で、バンド「LIV(リヴ)」のボーカル兼リーダーも務めるなど活躍。現在は建設業の傍らホストクラブ「シンスユー」の顧問を務める
インタビュー/佐々木チワワ 構成・文/吉岡 俊 撮影/金子シェリー
―[インタビュー連載『エッジな人々』]―
現役女子大生ライター。10代の頃から歌舞伎町に出入りし、フィールドワークと自身のアクションリサーチを基に大学で「歌舞伎町の社会学」を研究する。歌舞伎町の文化とZ世代にフォーカスした記事を多数執筆。ツイッターは@chiwawa_sasaki
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