更新日:2023年11月28日 18:52
仕事

回転寿司店の迷惑客に店員が辟易「皿を取らずに“つまみ食い”する客」を注意した結果は

回転レーンから皿を取らずに枝豆をつまみ食いする客

回転寿司 大手回転寿司店でアルバイトをしていた横山勝二さん(仮名・30代)は、夕食時間のピークを過ぎ、一段落したときに出会った迷惑客について話してくれた。 「一人の男性が、カウンター席でビールを飲みながら食事をしていました。よく見ると、回転レーンの皿を取らずに枝豆を2、3個つまみ食いしていたんです」  ほとんどの回転寿司店では、皿の枚数を数えて勘定を行う仕組みになっている。皿を取らない飲食は無銭飲食であり、「その皿を他のお客様が取る可能性を考えると、許せない行為だった」と横山さんは振り返る。

セルフサービスのガリを直箸で食べていた…

ガリ 店舗にいる社員に報告しようとしたのだが、たまたま近くにいなかったため、横山さんは勇気を出して自分で注意することに。すると、さらにとんでもない迷惑行為を発見する。 「セルフサービスで置いてあるガリを、専用のトングを使わずに直箸で取って食べていたんです。ガリは少なくなったら処分せずに補充しており、他のお客様との共有物です。私はモラルに欠けた行為が許せず、感情も高ぶっていました」  横山さんは、この2つの行為に対して注意した。すると……。 「男性客から『なんだその言い方は! おまえアルバイトか! 口のきき方も教育されていないのか!』と強い口調で罵倒されました」  客が激昂する声を聞いた社員が慌ててその場に駆けつけてくれたという。社員が客に事情を聞こうとすると、「気分が悪い、帰る!」と言い放ち、すぐに店を後にしたそうだ(※会計は社員が担当していたので枝豆の代金を支払ったのかどうかは不明)。  横山さんは店側や他の客にも迷惑をかける行為について、強い憤りを感じたという。
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迷惑行為は「刑事的・民事的にも大きな責任を負うもの」
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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