入社2か月で辞めた新入社員の退職理由にア然…だったら入るなよ!――大反響トップ10
4月、新入社員が今年もやってきました。そこで日刊SPA!では「すぐ辞めた新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。驚きの行動をとった第3位はこちら!(初公開2020年4月20日 集計期間は2018年4月~2022年12月まで)
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最近は海外旅行に興味を示さない若者が増えているが、一方で世界一周のような長旅に行く人は増えているという。ただし、サラリーマンが旅をするために半年や1年といった長期休暇を取得することは極めて難しく、会社を退職したうえで旅に出るケースがほとんどだ。
機械設備会社で働く折原孝和さん(仮名・36歳)の職場にも、世界一周の旅をするために仕事を辞めた新人がいたという。
「数年前に採用された大卒の新入社員ですが、入社翌月に退職願を出したんでビックリしました。しかも、その理由が衝撃的すぎました(笑)。私の価値観では旅行って仕事が休みのときに行くものだし、ましてや彼はまだ入社したてでこれから仕事を覚えなきゃいけなかった時期。正直、開いた口が塞がりませんでした」
社員50人程度の小さな会社で、その年は彼を含めて3人を新卒で採用。そのうち1人が入社2か月で辞めたのだから大きな痛手だ。
「上司は彼の退職願を預かりはしましたがいったん保留にして、何度も説得を試みていました。しかし、翻意させることはできず、最終的に受理せざるを得ませんでした」
同じ部署だった折原さんも思い留まるように何度も話をしたそうだが「すみません、自分の気持ちにウソはつけないので」と決意は固かったとか。
「私もまだ若かったですから少しカッとなってしまい、強い口調で『だったらどうして入社してからそんなことを言い出すんだ、社会人として無責任すぎないか』と厳しいことも言いました。彼は『お叱りの言葉は甘んじて受けます』と反論はしませんでしたが、その態度が余計に腹立たしく思いました。本人の中では本当の理由を話すことで筋を通そうとしたのかもしれませんが、あんな理由ならウソでもいいから違う理由を挙げてもらったほうがよかったですよ」
退職の理由は「旅がしたいから」
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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