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ロシア美女がYouTubeで日本の魅力を発信するワケ「イオンモールで地元の人の生活がわかる」

帰化申請をしたら「いきなりハードルが高く」

――帰化申請を進めているそうですが、現状は? あしやあしや:2022年11月に面接を受けて結果待ちでした。結果が出るのは「半年くらいかかる」と言われていたのですが、昨日ニュースが来ました(※取材は2023年3月末に実施)。  説明すると、日本の国籍を取得するには帰化申請が許可されてから、元の国籍を離脱しなければいけないんです。ロシアの国籍を離脱できたら、日本のパスポートを取得できるんですけど、今、ロシア領事館にその予約をしてるんです。  それで昨日連絡があって、「ルールが変わったから日本の永住者でないとロシアの国籍を離脱できない」と言われました。帰化の条件は在留期間5年ですが、永住は10年です。だから、ハードルがいきなり高くなってた。ロシアでは急にルールが変わるので、これもある種、普通のことなのですが、根拠が分からないので、それはおかしいと確認しているところです。  私のほかにも帰化申請をしているロシア人は何十人といるので、日本の法務局にもこのことは伝わっていると思います。なので、どういう対応をとるのかはまだわかりませんが、日本側の対応も待ちたいです。

帰化後の名字は「安曇野」に

あしや――帰化後の名字を「安曇野(あずみの)」にすると発表しました。 あしや:由来は長野県の安曇野市です。2018年に一度、番組のロケで行く機会があったのですが、気に入って、個人的にも訪れていて、計5回以上は行っていると思います。北アルプスの地域で、山も、水もきれいで、自然にあふれています。長野なのでリンゴも名物ですし、私が好きなワサビもたくさんあって美味しいです。 ――長野以外にもいろんな日本各地の観光名所を回っていますね。どこが特に印象に残っていますか? あしや:この前、松江(島根県)に行ったのですが、出雲大社は特別な雰囲気があって、楽しかったです。あと、私がロシアの湖のそばで育ったので、その時に訪れた宍道湖は親近感がありました。あとは青森の十和田湖も、日本のほかの湖とは違った雰囲気ですごくよかったです。
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平成生まれのライター、編集者。ファミマ、ワークマンマニア。「日刊SPA!」「bizSPA!フレッシュ」などの媒体で執筆しています

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