「障がい者雇用のしわ寄せを受けて…」新卒2年目社員の嘆きを人事のプロはどう見る
―[すぐに辞めた新入社員]―
職場に障がいのある社員がいる。懸命に仕事をしているのだろうが、周囲からはそうは見られない場合がある。上司や同僚は、怠慢と捉える時すらあるかもしれない。そのしわ寄せが、最も若い健常者の社員に行くことがある。あなたが、その社員ならばどうするか――。
今回は実際に起きた事例をもとに、職場で起きた問題への対処法について考えたい。本記事の前半で具体的な事例を、後半で人事の専門家の解決策を掲載する。事例は筆者が取材し、特定できないように加工したものであることをあらかじめ断っておきたい。
事例:入社した会社を辞めようか悩んでいる
担当外の仕事のしわ寄せがひどい
ジャーナリスト。1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006年より、フリー。主に企業などの人事や労務、労働問題を中心に取材、執筆。著書に『悶える職場』(光文社)、『封印された震災死』(世界文化社)、『震災死』『あの日、負け組社員になった…』(ダイヤモンド社)など多数
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