元『egg』モデル・ゆまち35歳、離婚・再婚から“母”となった今
―[“ギャル”のその後]―
平成ギャルがトレンドになっている昨今。見た目だけではなく精神性にも注目が集まり、ポジティブに自分らしさを貫くマインドが支持されているという。そうした再ブームで気になるのは、かつて渋谷センター街を賑わせていたギャルたちの今だ。10代・20代を謳歌していた彼女たちは、年齢を重ねてどのような女性になっているのだろう。
ギャル雑誌『egg』で人気を博したゆまちさんは、今年35歳を迎えた。2020年には結婚と出産を経験し、現在では一児のママとして幸せに暮らしている。そんな第二の人生を歩む彼女だが、eggを卒業してから約10年……今に至るまでどのような進路を辿ってきたのだろうか。
悩みが尽きなかったeggモデル時代
人生を変えた離婚と独立という経験
そんなゆまちさんが、次の進路として選んだのはパチスロ演者の仕事だ。元々店に通い詰めるほどのパチスロ好き。これなら興味を持てるかもしれない。美容室の受付をしつつ、“元eggモデル”のブランド力を活かして、パチスロ系番組の出演や来店イベントなどパチスロ関連の仕事を増やしていった。
「しばらくスムーズに仕事をいただけました。それも“元eggモデル”っていう肩書きがあったからこそだと思います。卒業しても雑誌の存在は大きかったですね」
大好きなパチスロに関われて仕事は充実していたという。その頃、ゆまちさんは20代後半を迎えていた。何かと将来に対する心配事が増える年齢でもあるが、彼女はどうだったのだろうか。
「27歳になってすぐ離婚したんですけど、その時期は本当に大変でしたね」
実はegg在籍期間中に結婚していたゆまちさん。本誌では珍しい主婦モデルとしても知られていた。
「離婚することにはなったけど、稼ぎも住まいも元夫に頼ってたところがあったから、一人で自立していかなきゃいけないのが大変で……。あの時期は友達にほんっとに助けられました。『うちに来なよ!それでお金貯めて土台作りな』って声かけてくれた子がいて、同居させてもらいながら貯金していました」
お金を貯めるべく仕事にも精を出した。美容室の受付とタレント業という二足の草鞋は大変だったが、それでも仕事自体は楽しめていたという。しかし、そんな中で独立したいという気持ちも徐々に芽生えていった。
好きだったパチスロの仕事からもしばらく離れてしまうかもしれないが、それでもフリーランスとして自力で活動してみたい。ゆまちさんの思いは強かった。
事務所と話し合いを重ねた末、契約満了で退所することに。その頃には友人の家を離れて、独り立ちできるほどの蓄えもあった。晴れて再スタートを切ることができた当時をこう振り返る。
「もう将来の心配はなかったですね。ようやくいろんな悩みから開放されて、これからは自分のために生きようと思えました。やりたいように生きる、これが自分の人生なんだって」
1994年生まれ。リアルサウンド編集部に所属後、現在はフリーライターに。『リアルサウンド』『日刊サイゾー』などで執筆。またnoteでは、クォーターライフクライシスの渦中にいる20代の声を集めたインタビューサイト『小さな生活の声』を運営している。
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