更新日:2024年05月11日 10:20
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113キロから「10ヶ月で53キロ減量した」30代男性。秘訣は「食事の改善と毎日のウォーキングだけ」

同時進行だからこそ、逃げ道があったのかもしれない

——今回は立場の変化もあるなかで50キロ以上を落とされた上に、減量期から1年が経過したなおも維持されています。過去のダイエットとは、なにが異なるのでしょうか。 建部:以前はウォーキング程度の運動も一切行っていませんでしたね。また、「仕事が大変なときにもかかわらず」と思われるようですが、むしろ仕事のおかげだと考えていて。食事だけ、断酒だけ、運動だけと目標を絞っていたら、ひとつ挫けるとすべてが泡に帰ってしまう感覚を覚えてしまうといいますか。欲張れば、もしどれかが停滞したとしても、きっと他のことは進んでいる。縛りを増やすことが逃げ道の用意にも繋がるんです。

本業の知見を活かし、最新ガジェットをフル活用

——その発想なら人を選ばず取り入れられそうです。他にも、誰もが真似できそうなことはありますか。 建部:ガジェットですかね。仕事柄、日々たくさんの電化製品に触れていますから、本気で取り組むならばと導入しまくりました。ウチの編集部は方針として、広告費などをもらわずに製作しているので、自腹購入ですけれど(笑)。 ——家電テスト誌編集長のお眼鏡に適ったガジェット……。ぜひ知りたいです。 建部:ひとつはガーミン社のスマートウォッチ「vivosmart5」。ずっと愛用していたApple Watchのみでもよかったのですが、ダイエット期間は並行して運用していました。日中は両方装着して、睡眠時やシャワーの際はvivosmart5だけ着ける形ですね。 ——Apple Watchにはない魅力があったのでしょうか? 建部:vivosmart5は、体力の残量ゲージのようなものが表示されるんです。観測した活動状況や、登録した体重などから計算されているようなのですが、なかなかの精度を感じましたね。ゲーム感覚の楽しさもありますし、残量を参考に仕事量やウォーキング量を調整することで、無理のない継続に役立ちました。Apple Watchが戦線離脱しなかったのは、従前通りの使い道にくわえ、多様な連携力を生かしていたからです。 ——どんなものと連携させていたのですか。 建部:「MyFitnessPal」というアプリと、アンカー社の体重計「Smart Scale P3」です。アプリは有名な「あすけん」のようなもの。そちらでもよかったのですが、自分には「MyFitnessPal」の方がしっくりきました。 「Smart Scale P3」もいわゆるスマート体重計で、乗ると同時に登録した端末に情報が送られる代物です。それらの情報が統合されることで、体重や見た目以外の些細な変化にも気づけるようになるから、「自分は間違っていない」と安心感が生まれます。
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ダイエットに「正解」はあるけど、仕事には…
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コンビニで買えるビール類はほぼ全制覇しています。本は紙派。さらに調味料と服とスペースエイジ系のインテリアを収集しているため、収納不足に陥りがちです。好きな検索ワードは「備忘録」
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