40代以上の男性、“バツありのほうがモテる説”を検証。「初婚者には会いたくない」という婚活女性も存在
こんにちは。結婚相談所「マリーミー」で代表を務める植草美幸です。設立15年、累計約1000組のカップルを成婚に導いてきました。
今年2月に放映された、『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)での特集をご覧になられた方もいらっしゃるでしょうか。番組の内容は、当社の婚活中の会員の方々に密着したもので、大変な反響をいただきました。
本連載では、特に男性向けの恋愛や婚活のノウハウを、婚活最前線の現場からご紹介いたします。もしあなたがモテたいと思うなら、結婚したいのならば。実績に裏打ちされた自信がありますから、覚悟してついてきてくださいね。
「結婚したらモテるようになった」「既婚者の方がモテている」、なんなら「バツイチもモテる」……。
まことしやかに囁かれるこれらの言説を、どこまでもっともらしいと思われるでしょうか。さまざまな方の恋愛や結婚のお話を、長年にわたって聞いてきた私に言わせると、どれもが真実です。
さて、今回は「再婚」がテーマ。ただし前段の通り、結婚生活の経験者の方がモテるので、実は“あるある”な失態さえ避ければ、再婚の成功率は高いといえます。
したがって、バツありなのにモテないと感じている方はもちろんのこと、「バツがない」あなたにこそ、読んでいただきたく思っています。
「絶対に初婚男性がいい」と希望する初婚女性は、本人が20代であるか、「親の意向」による希望かの場合がほとんどです。
20代の方で、よほど特殊な条件でもないならば、初婚男性に絞ったままでも結構です。ただし、30代以上の方であればその限りではありません。
というのも、2022年の人口動態調査の統計上、結婚相手の年齢差でもっとも多いのは、「同い年」。次いで「夫が1歳上」「妻が1歳上」と、実は同世代で結婚する人が多数派です。
しかも、平均初婚年齢は男性31.1歳で、女性は29.7歳。さらに最頻値となると実は男女ともに27歳とより若いのです。
晩婚化のイメージを後押ししているのは、総婚姻数のうち4分の1をも占める「再婚者」*1と、結婚願望のない「非婚者」の影響といえるでしょう。
バツイチがモテるって本当?
晩婚化はウソ!? 初婚は男女ともに“27歳”が最多
結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など
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