偏差値45から“超優良成績”で東大合格。親からの教え「30分以上勉強するな」が効果的だったワケ
―[貧困東大生・布施川天馬]―
東京大学といえば、日本最難関クラスの大学。多くは、幼少から塾に通い名門中高を通ってきた、いわゆる「エリート」です。しかし、一部には、まったくエリートらしからぬ道筋をたどった方もいます。
今回お話を伺うのは、現在会社を経営している神田直樹さん(25)。彼は、東京大学法学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに就職。1年で退職した後、株式会社Overfocusを起業。現在は国語専門塾「ヨミサマ。」を展開するなど、教育事業に携わります。
「マッキンゼーを経て起業」とだけ聞くと、絵にかいたようなエリート人生を想像するのではないでしょうか。ですが、彼はいわゆる進学校の出身ではありません。通信制高校から、1年間の浪人を経て、塾に全く通わず東大に合格した傑物なのです。
彼はどのようにして、塾なし、通学なしの環境から東大に合格したのでしょうか。今回は、「もともとゲーム三昧の日々を送った」と語る彼の逆転勉強法を伺います。
「東大に行くために通信制高校を選んだ」のに毎日ゲーム三昧
偏差値75から45まで下がった
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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