更新日:2025年01月14日 01:49
仕事

医学部在学中に年商1.5億円。令和の虎・青笹社長が医師の道を捨て、「動画編集教育ビジネス」を選んだワケ

◆事業拡大とともに、今後はバンド活動にも力を入れていきたい

水野:動画編集CAMPの水平展開をしていくとお伺いしましたが、今後どのようになっていくのでしょうか。 青笹:ヘアセットCAMPやマッサージCAMPなどの展開を始めており、全部で10個くらいのプロジェクトが進行中です。  ちなみに、バンド活動も続けています。「青笹のバンドに興味がある」って思っていただく方も多いんですけど、名前先行のバンドっていうのもロックじゃないので、今のところ内緒でやってます。もう10年以上バンド活動してますが、バンドの魅力、音楽の魅力で売れたらいいなと真剣に思っています。 水野:青笹社長の世界はまだまだ広がっていきそうですね。 青笹:そうですね。ちなみに、今でも医学部のとき一緒だった仲間と再会することもあるのですが、医師という職業も今では「カッコいいな」と思います。私と彼らとでは置かれた環境は違いますが、信念を持って仕事に取り組む姿は一緒だなと感じています。

【インタビューを終えて(水野)】

 若くてロックスターのような雰囲気もありながら、「自分の職業はなんだと思うか?」という質問に、「経営者である」と明確に答えていたのが印象的でした。 「有名になるのはお得だから」「知名度をあげてプロモーションを売るためにユーチューブをやってます」という合理的な考え方をする一方で、「バンドが“青笹社長”で売れたらダサいから、バンド名は出したくない」「医療ドラマをみると医者も素直にかっけーなぁと思う」という発言には共感しました。 【プロフィール】青笹寛史 1996年生まれ。島根大学医学部医学科卒。大学在学中よりフリーランスの動画編集者として業務をスタート。2019年、StockSun株式会社に参画し、2020年にアズール株式会社を設立。現在は動画編集を軸として動画スクールなどの復讐事業を展開。著書に『世界一やさしい YouTube動画編集の教科書1年生』(ソーテック社)がある。Xのアカウントは@aotech6 <取材・文・構成/水野俊哉・高橋真以・掛端 玲>
1973年生まれ。作家。実業家。投資家。サンライズパブリッシング株式会社プロデューサー。経営者を成功に導く「成功請負人」。富裕層のコンサルタントも行う。著書も多数。『幸福の商社、不幸のデパート』『「成功」のトリセツ』『富豪作家 貧乏作家 ビジネス書作家にお金が集まる仕組み』などがある。
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