仕事

元セクシー女優が暴露する「もっとも稼げる“元女優の仕事”」。肩書きを武器に戦う彼女たちの「その後の人生」

「卒業生が現役をプロデュース」があまりうまくいかないワケ

たかなし亜妖さん 引退後のビジネスとして、卒業生が現役プレイヤーをプロデュースする例が多いけれど、実はその半数以上がうまくいかない。完全引退を決めた元演者がこっそりと挑戦する場合なら話は別なのだが、人前に出つつサポート業を並行させると、プロデューサーの名ばかりが通ってしまいがちに……。  裏方であるはずの人間が前に出過ぎると現役を活かしきれず、微妙な感じになるのだ。卒業生と言いつつ、当の本人も完全に引っ込む気がないと“注目されたい願望”が徐々に暴れ出す。結果的にプロデューサーが現役を喰ってしまう状態となり、ダメになった例を何件か見てきた。

最初はファンが食いつくが…

 もう承認欲求が強くないとしても、元売れっ子は「私の名前使っちゃった方が、色々と話が早いかな」なんて考える。確かに有名人のプロデュースという謳い文句は、宣伝するにあたって“使える武器”だから、このような思考に陥るのも無理はない。  最初はファンが食いつくものの、うまくやれないと先ほど説明した通りの「プロデューサーの名ばかりが通る」オチが待ち受けている。表は表、裏は裏とハッキリさせた方がプロデュース業はうまくいきやすいという流れは、どうやら昔からあるようだ。  元セクシー女優、そして元夜職のセカンドキャリアに関しては、少々道が限定されやすい。お金を持っていて、多数の経験をすれば可能性は広がるが、その先の道を紡ぐには一捻りすることが必要なのだろう。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
X(旧Twitter):@takanashiaaya
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