有名ミュージシャンがプロデュースした「ヘッドホン3選」。こだわりが半端ない!
音楽ファンはもちろん、SNS映えするアイテムとして一般人からも熱い視線を浴びているヘッドホン。なかでも、ここ数年、爆発的な人気を誇っているのが、有名ミュージシャンがプロデュースした製品だ。音楽誌での連載を持つ音のエキスパート、ザ・ステレオ屋の黒江昌之氏に各ジャンルの特徴的アイテムを解説してもらった。
まずはヒップホップ界の大御所、ドクター・ドレーがプロデュースしているBeatsから。
「これまでの製品は低音がかなり強く、やや音がこもっている印象が強かったんです。しかし、Solo3 Wirelessはかなりノーマルなバランスになっています。耳を覆う密閉型で、低音を浴びてクラブにいるような気分を味わいたい人は気に入るはず。現在のヘッドホンブームの火つけ役だけあって、音の個性が強いです」
スキのないデザインからも、仕上げの良さがうかがえる一品だ。
【Beats by Dr.Dre Beats Solo3 Wireless(POP collection)】
写真のインディゴ以外にも、マゼンタ、ブルー、バイオレットなどカラーバリエーションも豊富。ワイヤレスで音楽を楽しめる
価格:2万9800円(税抜き)
重量:215g
続いては、音楽界を席巻しているEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の人気DJ、ZEDDがプロデュースしたDouble Zero。
「明るく、パッと聴いた瞬間から若い人が好きそうな音だという印象を受けました。耳たぶに載せるような半密閉型の構造で、DJプレイやスタジオのモニター用に使ってほしいという思いがあったのかもしれません。また、流行に敏感なEDMのアーティストだけあって、ハイレゾ音源にも対応しています。最先端を感じさせますね」
【Double Zero 001】
「40mm カーボンペーパードライバー」を搭載しており、解像度もいい。幅広いレンジのハイレゾ音源も再生することができる
価格:1万9800円(税抜き)
重量:224g
カラフルなビジュアルでクラブ気分を味わえる!
ハイレゾ音源も再生可能。バランスのとれた音を発信
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ライター・編集者。日本人の父、ポーランド人の母を持つ。日本語、英語、ポーランド語のトライリンガルで西武ライオンズファン
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