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『マーフィーの法則』公認著者が語る「願えば叶う」ワケ

書店の売り場を席巻する成功哲学本。そこにドヤ顔で書かれている成功法則はどれだけの効果のもと支持されているのか!? リアルに役に立つ成功法則を探ってみた

― 定番中の定番 マーフィーの法則 ―

◆世界初の公認著者が語る「マーフィーの法則」が100年以上読まれる理由

マーフィーの法則「願えば叶う」とは、自己啓発本にありがちな非科学的なフレーズにも思える。だが、このごくシンプルな法則こそ、世界中の成功者たちに100年も愛され続けてきた自己啓発の原点「マーフィーの法則」の真髄なのだという。

 歯科医として多くの患者の治療にあたる傍ら、1億円以上かけて世界の自己啓発プログラムを学び尽くしたという井上裕之氏。今年、ジョセフ・マーフィー・トラストから世界初の公認著者に認定された井上氏に、これだけの長い間支持される理由を聞いた。

「日本でも『マーフィーの法則』は多くの成功者に絶賛されています。齋藤一人さん、神田昌典さん、孫正義さんもそうですし、東京商工会議所の『100人の勝ち組と負け組』の調査では、成功者の90%以上がマーフィーを読んでいたというデータもあります」

 多くの成功者を虜にする法則とは、具体的にどんなものなのか。

「マーフィーの法則は、アメリカのジョセフ・マーフィー牧師が100年ほど前に説いた“潜在意識の哲学”です。それは『こうありたいと強く願うだけで願望が実現する』といういたってシンプルなもの。その仕組みは、右脳で強くイメージしたものが左脳で具体的な行動に落とし込まれると同時に潜在意識に入り、無意識の行動を支配する。そしてその結果、自然に願いが叶っているというもの」

 井上氏によると、マーフィーは100年の歴史のなかで膨大な事例をもとに検証されてきた“科学”であり、潜在意識もまた、科学の領域として捉えられるという。

「潜在意識はドイツの精神学者フロイトが提示した、自分で“意識”だと思っているものとは別の“もうひとつの意識”のこと。マーフィーは『人間の心は、90%が水面下に沈んでいる氷山』とたとえ、90%の沈んでいる部分=潜在意識が人間の意識的な行為を支配する。そして潜在意識はどんな願いも叶えると唱えます」

◆潜在意識を使えばアイドルと結婚も

井上裕之氏

井上裕之氏

“願えば叶う”といっても、例えばAKB48の渡辺麻友と結婚したい……なんていう妄想の類いはさすがに無理ではないだろうか。

「マーフィーの教えからいえば、叶います! 独身であれば誰でも結婚できる可能性はあります。『まゆゆと結婚したい、でも無理だよね?』と思うことで、潜在意識に“無理”と植え付けている。多くの人は否定形で生きていて、これはダメだろうと“メンタルブロック”をかけているのです」

 井上氏によると、素直に信じて実践した人からすれば、成功は単なる“仕組み”なのだという。

「実践すれば、願いは自動的に叶うもの。苦労して努力する必要はありません。苦しんで吸収すると潜在意識にネガティブなものとして取り込まれ、失敗して反省が生まれると悪循環に。逆に努力と思わず楽しくやれば、ポジティブな潜在意識として取り込まれ、失敗も成功のプロセスとなる。そしてすべてが良い循環となり、もう“素晴らしくうまくしかいかない”。成功しかしないようになるのです」と、淀みなく語る井上氏からは、成功者のみが持つ“確信”のような雰囲気がムンムン漂う。

「できない人は経験から学び、できる人は歴史から学ぶ。先人の教えを素直に信じられるかどうか。世の中は80対20の法則ですから、受け入れる人だけが20の世界に行ける。それは時間が証明します」

【井上裕之氏】
’63年、北海道生まれ。医学博士、経営学博士、セラピスト、経営コンサルタント。書籍『わたしの人生に奇跡を起こしたマーフィー100の言葉』『J・マーフィーの教え 最高の自分を引き出す法』(ともにきこ書房)が好評発売中

イラスト/師岡とおる
― 本当に効く[成功法則]はコレだ!【4】 ―

わたしの人生に奇跡を起こした マーフィー100の言葉

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