単品ダイエットは例外なくリバウンドが起こる!?
◆現代人が誤解しがちな“食と健康”の知識
「一日一食のような健康法が支持される背景には、“肥満=悪”とする現代人の思い込みがある」。我々が誤って解釈しがちな健康知識を高須氏が詳説。
【誤】減量して腰に負担をかけなければ、腰痛は治る
↓
●腰部を支持する筋肉が栄養不足で衰えてしまい、さらに悪化する
太っていると、腰やひざなどに負担がかかるという考えは一般的。ところが、腰痛持ちこそ安易な減量はタブーだという。
「原因がはっきりしない腰痛は、腰部の筋肉に過度なストレスがかかることで起こる“筋膜性腰痛”であることが多いのですが、治療は腰部の体構造を構成する骨や筋肉を強靭にするための栄養を摂ることが基本です。むやみにダイエットをすると、筋肉が衰えて腰部の支持力が低下し、腰痛がさらに悪化してしまいます」
早期に回復させるためには、肉や乳製品などの動物性タンパク質をたっぷり摂取し、カルシウムや主要ビタミンが欠乏しないようにするのが一番なのだ。
【誤】“単品ダイエット”は誰でも簡単にやせられる
↓
一時的に体重は減るが、ダイエットの成功ではなく単なる栄養失調
リンゴ、バナナ、卵、トマトなどなど、時代が変わっても次々と新しい食材が流行する単品ダイエット。この、素人目に見ても体に悪そうなダイエットが支持されるのは、ずばり「本当に一時的に体重が減るから」。しかし、それは食材の効用ではなく、単に栄養失調に陥ってるだけなのだ。
「カロリー不足で偏った食生活をしていると、血中のタンパク質が不足して浮腫(むくみ)が生じます。昔の貧しい庶民が、手足は細いのにお腹だけ膨らんでいたのは、まさにそのせい。そして、『やせてもお腹だけ凹まない』と言っている人も、同じく栄養失調状態の可能性がある。決してダイエットに成功したわけではないんです」
しかも、単品ダイエットは例外なくリバウンドが起こるという。
「栄養失調状態になると、生命を維持するために、栄養があるものが少しでも入ってきたらため込もうとするのが原因です。不健康になるわ、以前より太るわ、まるでいいことなしなのです」
【高須克弥氏】
’45年、愛知県生まれ。医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。近著に話題の健康法の間違いに鋭く切り込んだ『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)
― アナタが信じるその健康法は間違っている!【2】 ―
|
|
『その健康法では「早死に」する!』 あの高須克弥が話題の健康法&ダイエットに警鐘を鳴らす!
|
【関連キーワードから記事を探す】
「快適すぎる生活」が不調を招く…識者2人が説く“旧石器時代に戻る健康法”
「ある朝、起きたら膝が曲がらなくなって…」1日1万歩のウォーキングに励んだ48歳男性を襲った“残酷な末路”
「脂を食べて30kg減」東大卒提唱“金森式”で痩せない人の共通点。そのサプリは“金をドブに捨てている”?
「3食しっかり」はメタボへの片道切符? 内臓脂肪を燃やす新常識「1.5食」の破壊力
たった2か月で30kg減。「金森式」の提唱者が旧石器時代に思いを馳せる理由






