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“電マ”でのオナニーが女の性を崩壊させている?

miniさん

 日刊SPA!の原稿を書くにあたってネタに困った場合は、過去に取材した人たちにとりあえず電話してみることにする。「なにか、面白い話はないのか?」と。すると、前に写真集『ハサマレル男達』で登場いただいたmimiさんが、「まだまだ言い足りない!」ってことだったので、さっそくお話をうかがいに行きました。議題は「女のオナニー」。さんざん語り尽くされてきたテーマではあるが、なにか目新しいロジックを引き出せることはできるのか? 

――非処女であることを公言するのが、もはや“恥”とならないご時世ですが、それでも「オナニーはしたことない」って言う女性は、いまだに多いじゃないですか。ところが、一方では「そんなの絶対ウソ! そんなコ100%いないから!! 単に恥ずかしいから隠してるだけ! 最低でも無意識に机の角とかにアソコをこすり当てたりはしてるはず!」と断言する女性もいたりして……。それらの意見を聞いていつも僕は思うんです。いったい、どっちが正しいのでしょう?

mimi:オナニーをしない女性はたしかにいる、というのが私個人の見解です。正確に言えば、「やり方がわからなくて、できない女性はいる」。でも、しないのはすごくもったいないと思います。

――もったいない……?

mimi:はい。もったいないです。なぜならオナニーは、極めると”女みがき”にもつながるから。

――それは、オナニーで気持ちよくなることによって、ドーパミンだとかアドレナリンみたいなものが噴出される的な考えでしょうか?

mimi:そういう専門的、医学的なことはよくわかりません。私が言いたいのはもっと単純で、オナニーによって“イク”という感覚が得やすくなるということなんです。そして、それはかならずセックスの向上にもつながっていく。いいセックスをする女性は、間違いなくイイ女ですから。違いますか?

――いや、全然違いません!

mimi:女性って……男性もそうですけど、基本、特殊な職業に就かないかぎり一日何度もセックスできる環境に自分を置くことなんて、できないじゃないですか。ならば男性のようにもっと気軽にオナニーをすることで、より自分の楽しい時間を増やせばいい。

――なるほど。ところでmimiさんは、どういうオナニーが好みなんですか?

mimi:一番好きなのは、男性の目の前でオナニーして、イッたと同時にすかさず挿入されるパターン……かな?

――まさにフルコースですね。とても贅沢なプレイだと思います。

mimi:気持ちイイことを気持ちイイ人とするのが最高、という発想です。

――“気持ちイイ人”が、そばにいないときは?

mimi:お風呂でローションをピチャピチャつけながら……。30分くらいかけてじっくりとヤリますね。

――ズリネタは何なんですか? あ、女のコの場合は「ズリ」とは言わないか?

mimi:妄想ですね。私が『ハサマレル男達』を始めるきっかけになった、ナイナイの岡村さん(詳しくは前回記事を参照 http://nikkan-spa.jp/384100)と出会って、エッチに到るまでを想像しながら……(笑)。

――妄想オナニーってえのは、むっちゃ女のコっぽい気がする。

mimi:本来、女性は視覚より妄想で欲情しますからね。ただ、最近の若い女子はビジュアルで抜くコが多くなってきているんですよ。逆に男子が妄想で抜いちゃったりして……。

――男女逆転現象……今、すごく深いこと言いましたよね? このテーマは突き詰めると長くなりそうなので、また次回ってことで話を元に戻しましょう。ほかのお気に入りなオナニーを教えてください。

mimi:香水オナニー。好きな人がつけている香水を使えば、妄想力もより揚がります。香水ってアルコール性なので、アソコに少し塗れば血流もよくなるし。

――以前、クンニを口に日本酒をふくみながらしたら、相手が異様なまでによがりまくってた……ってことがあったんですけど、それと同じですね。ちなみにminiさんはオナニー時に道具を使う派ですか?

mimi:ミニミニアナルローターを愛用しています。ローターやバイブは大きすぎて振動が分散してしまうんですよ。

――じゃあ、電マとかは使わない?

mimi:電マ……。ここで私はひとつ、絶対に主張したいことがあるんですよ! 「電マの出現が私たちの性を崩壊させる」と。私はこの仮説を「電マ崩壊」と呼んでいます。

――それは聞き捨てなりませんね?

mimi:電マって、振動が半端じゃないから、自分の性感帯を正確に感知できないままさっとイッちゃうんです。言い方を変えると、“イク・イカない”の概念がデジタル化されてしまう……。

――言えてるかも。つまり、イクとイカないの中間、モヤモヤした状態が排除されてしまうってことですか?

mimi:そういうことです。そして、イクとイカないの中間の状態こそが情緒、すなわち妄想だと思うんです。そこがなくなってきているから、さっきお話ししたように、“女性がビジュアルで抜く時代”になってきているのではないでしょうか。

――電マだと、「近ごろ肩が凝り気味だし」みたいに、堂々と購入できますしね。

mimi:そういうファストフード感覚のお手軽さが、性的な行為特有であるはずのネチョネチョ感をかぴかぴに乾燥させちゃうんですよ。あと、音が下品なのもイヤ!まるで工事現場にいるみたいで集中できないじゃないですか(笑)。 <取材・文/山田ゴメス>

【mimi】
約40人の男たちを太ももで挟んだ瞬間をクローズアップした写真集『ハサマレル男達』を自費出版しつつ、『ツヨイオンナ』(http://blog.livedoor.jp/mimidayo/)という異色のコミュニティサイトを運営する謎のセックス求道者。過去にフリーランスSM嬢の経験もありながら、現在は、まったく怪しくない会社の代表取締役でもある。

【山田ゴメス】
1962年大阪府生まれ。マルチライター。エロからファッション、音楽&美術評論まで幅広く精通。西紋啓詞名義でイラストレーターとしても活躍。日刊SPA!ではブログ「50にして未だ不惑に到らず!」(http://nikkan-spa.jp/gomesu)も配信中。現在「解決!ナイナイアンサー」(日本テレビ系列)(http://www.ntv.co.jp/99answer/)に“クセ者相談員”として出演。『クレヨンしんちゃん たのしいお仕事図鑑』(双葉社)も好評発売中!




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