妻たちが「夫からないがしろにされている」と感じる瞬間
「一生懸命働いて、生活の苦労はかけていないのに、妻が不満そうだ」。
そんな風に思っている世の男性は多いものだが、妻たちの不満のタネは意外なところにあった。
解説してくれるのは、結婚によって追い詰められ行く妻たちの心の闇に関心を持ち、これまでに1000人以上の人妻を取材してきたフリーライターの清水芽々さん。
「妻が“夫からないがしろにされている”とか、“女扱いされていない”と感じるのは、ひと言で言って、『家族の中での優先順位を低くされるとき』ですね」。
妻たちは、日常の些細なことで、こうした感情を募らせていくという。
顕著なのが、外食する際のこんな一コマ。
「『何食べる?』ってなったときに、たいていの家庭で、子供の意見、もしくはパパの意見が優先になるじゃないですか。それから、休日に遊びに行った際に、ママが『寒い』って言っても、パパと子供が寒くなければあったかいところに入ろうとしない。ママが『疲れた』と言っても、パパと子供が疲れていなければそのまま遊び続行、とかね。これが一般的な子供のいる家庭のパターンです。大げさに言うと犠牲。ほとんどの家庭で、妻はいつも我慢させられる」
2人の子供を一番に考えていることが、長じて妻を大切にしていることにはならないのか?
「残念ながら、そうは解釈しないのが妻。自分の子供の母親としてしか必要とされてないんじゃないかって思うじゃないですか。“なんで子供ばっかり”とか、“ずるい”って言うと、『お前バカ?』って言われちゃう。親なんだから子供のこと真っ先に考えるのが当たり前だろって言われちゃう。でも、妻からしたら、まず私のことを優先してくれと思う。それが女扱いしてくれないって不満になるんです」
母になっても、夫からは女扱いされたいのが、妻たちの本音のようだ。
【清水芽々さん】
フリーライター。不倫・DV・夫原病など、結婚によって追い詰められて行く妻たちの心の闇に関心を持ち、これまでに1000人以上の人妻を取材
<取材・文/ともりん>
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