更新日:2014年09月18日 09:04

壊れた「ゴミPC」をカネに換えるための5か条

壊れたPCが押し入れに眠ったままになっている人も多いだろう。どうせゴミにしかならない……という思い込みは、今すぐ捨てよ! ⇒【前編】「故障したPCやタブレット、実は意外とカネになる!」はコチラ ◆ケース・バイ・ケースで売る場所を使い分けろ
ごみパソ

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 中古PCの買い取りを行う「PCいっとく」では、修理用のパーツ取りを主な用途としているため、「外箱などの付属品が揃っていなくてもまったく問題はない」(永野間祐一氏)という。  一方、故障品を修理して完動品として再販する場合は、付属品が揃っているほど査定額がアップ。「ジャングル秋葉原本店」では「外箱とケーブルが揃っているだけでも2000~3000円のプラスになる」(ジャングル秋葉原本店・高橋竜馬氏)。また、特に人気の高いモデルは、同世代の他モデルと比べて大幅な査定額アップが見込めるという。 「モバイルに特化したモデルは、タブレットが普及するようになってから新たに人気を集め出した印象ですね。ポケットに入るPCとして話題になったVAIOのtypePは、Vistaモデルながら故障品でも1万円ほどになる場合が。発売当時はマニアにしかウケなかったんですけどね(笑)。薄型モバイルノートである東芝のRXシリーズも人気です」(同)  以上を参考に、ケース・バイ・ケースでショップを使い分けるといいだろう。  ちなみに「ネットオークションに出す」という手段についてはどうだろうか? 「オークションに出すのが、値段としては一番高く売れます。ただ、やはり不安は個人情報の漏洩。PCの場合、リカバリーして工場出荷状態に戻せば必ずしも安全というわけではなく、いわゆる『ゼロ消去』と呼ばれる作業を行わない限り、HDD内のデータを復旧されてしまうこともあり得る。また、電源が入らない場合はそもそも初期化ができません。その場では起動しなくても、修理したら中身はそのままで動いてしまうこともある。自力で完全にデータ消去する自信がない人にとってはリスクが高いですね」(永野間氏)  オークションは自己責任で!! <ゴミをカネに換えるための5か条> 1、’10年以降のモデルなら5000円にはなる 2、大手ショップでは値がつかないと心得よ 3、外箱とケーブルが揃っていれば査定額アップ 4、「Office」のCDがついていれば、なお良し 5、オークションに出すなら「完全初期化」必須 ●ごみパソ 「PCいっとく」の個人向け買い取りサイト。着払い可で、持ち込みの場合は500円のボーナスがつくのも◎。http://www.53pc.com/ ●ジャングル秋葉原本店 中古PCからゲーム機まで幅広く中古品を取り扱う。ソニー、東芝などの国産PCは故障でも高値買い取りの傾向。http://jan-gle.jp/
ジャングル秋葉原本店

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