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ひろゆき「高齢者へのiPad配布は、ある種、若者にオイシイかも?」

― ひろゆきのネット炎上観察記 ― 【高齢者へのiPad配布に、ネット上でネガティブ意見】 アップルとIBMが65歳以上の高齢者約3300万人にiPadを配布し、日本郵政グループが’16年に開始予定の通信による生活サポートサービスの実証実験に参加することを明らかにした。これに対しネット上では「端末をタダで配って回線契約させる魂胆」や「使いこなせなくて、転売されるのがオチ」などなど、ネガティブな意見ばかりが目立っている
かんぽ生命

写真は「かんぽ生命」のHPより

◆高齢者へのiPad配布は、ある種、若者にオイシイかも?  インドネシアのジャカルタにいたんですけど、現地でもスマホは売られていたりします。でも、東南アジアだとiPhoneは高いから売れてなくて、アンドロイドのスマホばっかり売れていたりするんですよね。  日本の場合は、キャリアがiPhoneの販売台数をアップルと約束しちゃっているので、キャリア負担で安売りされていて、アンドロイドとiPhoneの値段が同じくらいとか、むしろiPhoneのほうが安いという謎の展開だったりします。 iPad ってことで、iPhoneがやたらとハヤっている日本だからか、日本郵政とアップルとIBMが65歳以上の高齢者にiPadを500万台配布するという計画が発表されたりしていました。  まぁ、配布側の意図としては、「介護とか安否確認とかネットでできたら、ビジネスチャンス拡大!」っていう夢なんじゃないかとは思うんですけど、それがうまくいくかは微妙でして。。。  ってのも、高齢者の人って「お金がないからパソコンとかiPadを持っていない」ってわけではなくて、「必要ないから持ってない」ってことだと思うんですよね。。。  たとえば、今どきの若者の家庭だと固定電話とかFAXとかネット契約とかがない家がいっぱいありますけど、必要ないから買わなかったり契約しなかったりするわけです。  今どきの高齢者でも、パソコンでどんなことができるのかを知っているけど、買って覚える必要性を感じてないから買わないわけで、そんな状況で配ってもしょうがないだろう、、、とか思うのですよ。。。実際、高齢者にパソコンを配るみたいなサービスをやったのに、微妙な結果だったという事例もあるわけですし。。。 ひろゆき んで、使わないものを配られる可能性のある高齢者ですけど、たとえば若い人が使いもしないFAXを配られたら売り飛ばしちゃうのと同じく、高齢者も使わないiPadを中古で売りまくる気がしているんですよね。。。  なので、iPadが高くて買えない人にとっては、中古品の価格が下がって入手しやすくなるので結果としてはいいんじゃないかと個人的に思ったりしています。。。 ※1.iPhoneは高い 東南アジアなどでは、低機能なアンドロイド端末は1万円程度で購入することも可能 ※2.アップルと約束 キャリアがiPhoneやiPadなどを販売するためには、アップル社と一定台数を代理店として販売する約束が必要。この販売台数を確保するため、キャリアは2年契約をすると端末を安く購入できるプランを用意しているが、結果、世界的に見て日本の通信費は高い状態となっている ※3.高齢者にパソコンを配るみたいなサービス かつて富山県ねい郡に存在した山田村(現在は市町村合併により富山市)では、’96年7月に当時の国土庁の地域交流拠点施設モデル事業の採択を受け、総額3億6000万円をかけ、村内の世帯に無料で一台35万円のテレビ電話付きパソコンを配布。駅もコンビニもなく高齢化が進む村が、パソコン普及率日本一となったことで注目を集めたが、実際に配布されたパソコンを利用した人は2割程度だったとか…… 【西村博之】 38歳。元(?)ニコニコの運営・管理人。元2ちゃんねるの管理人で、新2ちゃんねる『2ch.sc』の運営・管理人。 撮影/根田拓也 ※「ひろゆきのネット炎上観察記」は週刊SPA!にて好評連載中西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など
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