コロナで変化する水商売。昼職を辞め熟女キャバ嬢に転身した女性も
関東4都県や関西3府県をはじめとする緊急事態宣言が始まってから2週間あまりが経過した。キャバクラなど酒類を提供する飲食店では午後8時までの時短営業となっているが、夜働く女性達にはどのような影響を与えたのだろうか。
話を聞いたのは、大阪・北新地のラウンジに勤務するマリさん(仮名・30歳)。18歳の頃からキャバクラに入店し、水商売一筋。昼の職歴は一切なかったと話すマリさんだが、ついに2月から正社員として働くことが決まったという。
「私だってこのままずっと水商売を続けていたかったです。でも、コロナの影響で出勤は減らされるわ時短になるわでコロナ前と比べて収入が1/5までに減りました。家賃を払うのも危うくなったので数ヶ月前から就職活動をしていたのですが、未経験者なのでことごとく不採用に。
でもついに先日、とうとう就職先が決まったんです。以前は夜に比べて給料が低い昼職なんて絶対に無理だと思っていたのですが、今は夜のほうが稼げませんからね。副業が禁止なので、1月いっぱいでラウンジをやめることになり、夜を上がることになりました」
マリさんのように、同じく夜を上がることになったという北新地のクラブに勤務するユリさん(仮名・24歳)はこのような心境を語った。
「大学に入学したときからアルバイトとして北新地で働き始めたんです。夜の仕事は結構楽しくて、このまま就職をしないで夜の道に進むのもアリかなと思ったんです。でも、コロナの影響で店が一気に暇になってきてどうしようかと考えているときに、遠距離恋愛している彼氏に同棲しようと言われたんです。私としては、もう少し自分の好きなことしていたいという気持ちはあったのですが。
でも、こんな状況だし彼氏の言う通りに上京することに決めました。東京での就職先は決まっているのですが、もしコロナの感染拡大がなかったらこのまま夜を続けていたと思います」
コロナの影響で企業の接待などの経費削減が行われる中、高級クラブやラウンジが多い北新地では今も客足が遠のいたまま。彼女達のように、これまで水商売1本だったホステスが就活を始めるケースが増えている。
今回、大阪の夜の街を取材してみてキャバクラ嬢達に大きな変化が訪れていることがわかった。これまで働いていたキャバ嬢が就職活動を始め、今まで普通の仕事をしていた女性が夜の店に入店しているというのだ。
家賃が払えなくなり、就活を開始
彼氏と同棲が決まり
1
2
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ