コミケ期間は「売上10倍」。“精鋭スタッフ”が集結するベローチェの本気度
8月12〜13日、世界最大級の同人誌即売会「コミックマーケット」(以下、コミケ)が開催される。新型コロナウイルス感染症の拡大以降は中止や人数制限もあったが、今年5月にはコロナも5類となり、1日で十数万人の来場者が見込まれている。巨大な規模のイベントに向け、周辺の飲食店はどのように準備し対策しているのか、各飲食チェーンに聞いた。
会場となる東京ビッグサイト周辺には、様々な飲食チェーンが出店している。多くの人が集まるコミケの開催期間は、さも書き入れ時であるように思えるが、意外にも通常時と同じ体制で迎える店が多いようだ。
東京ビッグサイト駅から徒歩2分の場所にある「マクドナルド有明パーク店」があるが、マクドナルドの広報担当者によると「お店の立地上、ビッグサイトでのイベントによってお店の準備などの対策は取っておりますが、特段、コミケに特化した対策はございません」とのこと。
また、東京ビッグサイトから徒歩5分に位置するファミリーレストラン、「ココス有明パークビル店」も「コミケの際にスタッフの増員はいたしますが、コミケに限った対応ではなく東京ビッグサイトでのイベント時の対応です」と担当者は話す。
さらに、吉野家やドトールコーヒーショップの有明セントラルタワー店は、コミケ開催時は店休日であり、イベント開催時といえど特別に営業することはないそうだ。
さて、コミケに向けて気合十分のチェーン飲食店が「カフェ・ベローチェ」だ。同店を運営するC-United株式会社の広報担当である高谷美妃氏に話を聞いた。
東京ビッグサイトからわずか200mほどの場所に位置する同チェーンの有明店。万全の体制でコミケに臨むようだ。
「通常の日は、パートナー(アルバイト・パート従業員)と店長を合わせて3〜5人で店舗運営をしておりますが、コミックマーケット開催期間は約5倍の人員で営業いたします。また、増員するメンバーは、関東近郊の店舗の店長や地区をまとめるスーパーバイザーなどを中心に、業務の熟練度が高い精鋭スタッフを特別に集結させます」(高谷氏、以下同)
“通常営業”で迎える店も多い
万全の体制で臨むベローチェ
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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