【お一人様750万円のセレブ旅】利用するのは、どんな人たち?
聞くところによれば、石原慎太郎の孫は通学にタクシーを使って「石原慎太郎にツケといて」と言うらしい。そんな金持ちセレブたちの、庶民感覚とはかけ離れた言動の数々を目撃者が語る。驚き呆れつつも、ある意味、痛快と言えなくもない超絶エピソード満載だ!
◆超高級外車のカスタムショップに来る客とは?
カスタムショップ「OFFICE-K」のオーナーに話を聞いた。
「驚いたオーダーでは、ロールスロイスのフライングレディを18金で作ってダイヤを埋め込んでくれとか、車内用のオットマンをクロコダイル革で作ってくれとか。それぞれ800万円と400万円でしたが、みなさんその場の軽いノリで注文することが多い。『迷って決めかねるから』と1台のために200万円するホイールを4セット買っていかれた方も」
数百万円、数千万円を札束で持参して支払う人も少なくないとか。
「袋に詰めて持っていらっしゃるんですが、正直、お札を数えるだけでも大変なんですよね(笑)」
●カスタムショップ「OFFICE-K」
http://www.office-kk.jp
◆プライベートジェットも当たり前!? オーダーメイドの(超)セレブ旅
移動はファーストクラス&プライベートジェット。タンザニアで野生動物を堪能し、ドバイでは観光三昧に7つ星ホテル宿泊という6日間の旅、お一人様ナント約750万円!!そんな超セレブ旅行を提供しているのが、阪急交通社の「ロイヤルコレクション」だ。
「基本的にオーダーメイドなので、世界で一つの旅になります。どこに行き何をするかはもちろん『移動時間を短縮したい』『○○を貸し切りたい』といった要望にも応えるし、現地での変更も可能です」(ロイヤルコレクション担当・松宮英範さん)とは夢のよう。
そんなセレブ旅を利用しているのは、どんな人たちなのか?
「お金持ちという以外は、職業も年齢もバラバラです。強いて言うなら病院の院長や、中小企業の社長が多いでしょうか。社員数は多くないけれど、たとえば独特の技術を持っていて儲かっているとか……。共通してるのは、皆さん多忙なため時間のムダを嫌がります。たとえばオーロラを見る旅なら、曇りだと見えない可能性も。するとムダな時間を過ごすことになるので、チャーター機で雲の上に出ちゃう。『天気が悪いから仕方がない』とは考えない。そのためのお金を使える立場にあるわけです」
まさしく“時は金なり”。でも、そんな人たちだと、ムチャなオーダーもあったりするのでは?
「そんなに突飛な注文はないです。絶対にできないだろうってことを頼むのも時間のムダですから。現地での突然の変更は大変だけれど、何とかなる。フレンチの店を徹底的に調べて予約したのに、当日になって『フレンチの気分じゃないから和食にして』と言われても大丈夫。あんなに調べたのに……というのは多少ありますが(笑)」
●阪急交通社「ロイヤルコレクション」
http://www.hankyu-travel.com/royalcollection/
― 私が見た[金持ちセレブ](驚)言行録【5】 ―
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