うどんを食べに自家用ヘリで香川まで【セレブたちの“食”に関する豪快伝説】
聞くところによれば、石原慎太郎の孫は通学にタクシーを使って「石原慎太郎にツケといて」と言うらしい。そんな金持ちセレブたちの、庶民感覚とはかけ離れた言動の数々を目撃者が語る。驚き呆れつつも、ある意味、痛快と言えなくもない超絶エピソード満載だ!
◆[お食事]編
「初デートの際、彼女がレストランで骨付きチキンを優雅なナイフ、フォークさばきできれいに食べていた。実は彼女は社長令嬢。マナーが自然と身についてるんだなと感心」(36歳・男・コンピュータ)と、食事中にも人間として何か違いを醸し出すのがセレブたち。
「大学時代の先輩は病院の理事長の娘で、その成人式のときにホテルで100人規模の立食パーティが開かれた。私はその日、生まれて初めてフォアグラとトリュフを食べたんですが、当の先輩は『今日のお料理、あまりおいしくない』とボヤいてました」(38歳・女・広告)とは、普段はいったいどんなものを食べているのか。
そんな疑問はさておき、セレブがごちそうしてくれるのは、下々の者にとってありがたい話。
「飲み屋でたまに顔を合わせる女社長は、来るたびにその店に居合わせたお客全員分の飲み代を払っていく。初めて会った人の分でも関係なく。ほかの店でもやってるそうで、月に何百万円も使ってるらしい」(44歳・女・出版)って、その方が出没するお店はどこなのか、ぜひ教えていただきたい!
「小学生の頃、友達から『おばあちゃんがおそばを打つからウチに遊びに来ない?』と誘われた。趣味のそば打ちかと思ったら、実際は“祖母が懇意にしているそばの名店から職人を招き、そばとお座敷天ぷらを振る舞う”会でびっくり。銀杏とうずらの卵、エビの天ぷらをバカみたいに食べた記憶が」(27歳・男・IT)ってのは、庶民の子供に豪勢な食事を体験させてあげようという慈悲の心か。
当然こだわるのはそばだけでなく、「私が京都の祇園で働いてたとき、香川の讃岐うどんを食べにヘリコプターで行くという40歳の経営者のお客さんがいましたね。しかも自家用ヘリが大阪の八尾空港にあって、自分で操縦して向かうそう。静岡におでんを食べに行くのにもヘリで行くらしいです」(34歳・女・ウェブデザイナー)。
むしろ面倒くさいだろ! ……と思うのは庶民感覚。そこにセレブの美学があるに違いない。
イラスト/坂川りえ
― 私が見た[金持ちセレブ](驚)言行録【2】 ―


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