田代まさしが盗撮に走ったのは「覚せい剤以上の快楽が欲しいから」 薬物事情に詳しいジャーナリストが推測
今月6日、盗撮容疑で書類送検されることが報じられたタレントの田代まさし。完全復帰を信じていたファンからは、怒りとも落胆とも取れる声が相次いだが、「『マーシーの薬物リハビリ日記』の出版記念イベントの頃にインタビューしたのですが、『この人、本当にクスリをやめられたのか』と訝しく思うことが多々ありました」と語るのは、薬物事情に詳しく、多くの常習者を取材してきたジャーナリストのT氏。
「記者会見で『今日までは辞めているけど明日からはわからない』と語ったことは様々なメディアで報じられたとおりですが、個別にインタビューしたときには、常に手は震えて、目はキョロキョロとせわしなく、貧乏ゆすりも止まらない。いわゆる薬物の禁断症状ですが、それを指摘したところ『これがやめてる証拠だよ。俺は打つとシャキッとするんだから』と語っていました」
薬物を断ち切ることがいかに困難なことかは、日刊SPA!が単独で取材した「田代まさしが“覚せい剤の快感”を語る『薬物依存は病気。一人ではクスリの前では無力なんだよ』」でもお伝えしたとおり。
「シャブを打ったときの話を始めると、とたんに饒舌になるんですよ。いつの間にか手の震えも止まって、目に力が宿ったようになって。『君、詳しいね、打ったことあるでしょ。ま、君はたまたま捕まってないだけだから』とか上機嫌になるんです。『最高でどれくらいの量を打ったんですか?』と質問したら、『注射器で5目盛り』って言っていて。後日、常習者に聞いたら、『5目盛りはだいたい1.5グラムで完全に致死量。そこまでいった人間がやめることは絶対にないよ』と語っていたのが印象的でした。薬物常習者を見てきた経験則としては、覚せい剤の快感を知った人間は、クスリを止めたあとでも、それ以上の快感を求めるケースが多いんです。酒を飲むにしても、『もっともっといけるでしょ!』と、テキーラを2本空けるまで飲み続けるような。田代さんの盗撮癖がぶり返したのも、それに近いものがあるんじゃないでしょうか」(T氏)
マーシーが再び薬物に手を出すのか、はたまたすでに出しているかは定かではない。いずれにしろ、お騒がせ男の今後の動きには注目していきたい。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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