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2枚挿せる「デュアルSIM」にメリットはあるのか?

昨年ごろから続々と新モデルが登場し、この秋冬も盛り上がりを見せているSIMフリースマホ。「安すぎる」「外国製」なのが不安でもあるが、果たして……!? ◆「デュアルSIM」にメリットはあるのか?
SIMカードを2枚挿せるデュアルSIM

デュアルSIM端末では、このようにSIMスロットが2つ付いている

 SIMフリースマホを語る際に、よく登場するのが「デュアルSIM」という単語。文字通り、SIMカードを2枚挿せる仕様だ。  多くのユーザーが夢見ているのは、片方のスロットには通話定額プランで契約したキャリアSIMを挿し、もう片方には格安データ通信ができるMVNOのSIMを挿して、両方のいいとこ取りをしようというアイデア。  しかし、現状発売されているデュアルSIM端末では、片方に「3G+LTE」のSIMを挿すと、もう片方は自動的に「2G(GSM)」用のスロットになってしまうというトラップがある。海外ではいまだに2Gが広く使われており、そのためのデュアルSIMなのだが、日本では完全に一方が「ムダなスロット」と化してしまうのだ。 ⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=978264
スロットを端末上で切り替えできる

機種によっては「3G+LTE」用のスロットを端末上で切り替えできる

 もっとも、「Zenfone2 Laser」や「P8lite」などの端末では、どちらのスロットを「3G+LTE」用にするか端末上で切り替えることは可能なので、普段は通話用のSIMで待ち受けておき、データ通信をするときだけMVNOのSIMに切り替える……というワザもないではない。ただし、非常に面倒くさいので、ダブル待ち受けが可能な端末の登場を切に願う次第である。 <取材・文/SPA!編集部>
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